分娩時の会陰裂傷は悪くない!というお話 | 妊活&不妊・生理&婦人科系トラブル・妊娠前の体づくり・マタニティケア・産前産後ケア プチ・ソム・ド・アンジュ
こんにちは、小池真由美です音譜




今日は出産時の会陰裂傷のお話です。



分娩時に会陰裂傷してしまったという方、
結構いらっしゃいますね。



裂傷してしまう一番の原因は、
会陰部分の皮膚がかたいからなんですが、
その場合、骨盤底筋群もかたいということが言えます。



つまり、ちゃんと使えていないよ、
伸びたり縮んだりができていないよ ということです。



骨盤底筋群がうまく使えていないということは、
骨盤周りの筋肉全体もかたいということが言えるんですね。




お産はものすごく痛いものだという恐怖心も、
カラダをかたくするので、
なかなか子宮口が開かなかったりします。



なので、筋肉や皮膚がかたい状態というのは、
出産時においてはマイナスなんですね。




会陰部分も含めて、骨盤周りの筋肉がかたくなっていると、
赤ちゃんの頭が産道の出口に差し掛かったときに、

骨盤底に負荷がかかりすぎてしまって、
会陰が裂けてしまうんですね。



そのため病院では、会陰が裂ける前に、
医師が会陰を切開することが多いです。



特に、初産の場合、そうなるケースがほとんどのようです。
これは会陰の深部や肛門などに裂傷が及ばないようにするためです。




あとは、吸引分娩や鉗子分娩のときなど、赤ちゃんを急いで
出した方がいい場合に、人為的に引っ張り出したときに
会陰が避けてしまうケースがあります。



一方、助産院だと切開はしないので、
分娩中に裂けてしまう方がおられるようです。



でも、だからと言って、
裂けることが悪いということは言えないようなんですね。



というのも、

切開は、その人の筋肉の走行(筋肉繊維の向き)を無視して切るのに対し、

裂傷は、その人の筋肉の走行に沿って裂けるので、同じ傷でも自然であるという点。

そのため、傷の治りも早いと聞きます。




とはいえ、
会陰切開も、会陰裂傷も、出血するし、
傷になっているわけなので、癒えるまで結構痛いものです。



これは経験したことがある方じゃないとわからないと思いますが、
お手洗いでも苦労するし、カラダを動かしたり、座ったり、
動きによっては大変なんですよね。



でも、産後の回復力や、傷の痛みを考えると、
切開も裂傷もしない方が一番いいですよね。
(初産の方が病院で出産される場合は、
切開することになるかと思いますが。)



そのために、出産前にしっかりと筋肉を使える状態に整えたり、
会陰マッサージをしたりなど、準備をしておくといいのでは、と思います^^





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