繁殖犬のフラット、病気になっても治療をして貰えないと聞き引き取りました | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

劣悪な環境下で繁殖犬として生きて来たフラットコーテッドレトリバーの女の子を保護しました。

 

 

繁殖場で生きているほとんどの犬たちは、病気になっても治療して貰えないのが現実です、元気で繁殖に使えるうちは出産を繰り返し、高齢になったら片隅に追いやられて朽ち果てるように亡くなる、知りうる限りの現状です。

 

 

保護したフラットは10才の女の子、陰部から子宮が飛び出していて膿も出ていました、すでに命の危険が迫っているのに放って置かれていました、この事実を人伝に聞き引き取ることを決めました。

 

 

 

 体調が悪いのにシッポを振って甘えてきます。

 

 

 

 人も好き、犬も好き、自由になったのが嬉しいのでしょうか?ずっとニコニコしています。

 

 

 

 動物病院で血液検査もレントゲンやエコーもお利口に出来ました。

 

 

診察の結果は幸い腎機能や肝機能には異常はありませんでした、エコーで子宮蓄膿症が見つかりました、膿がいっぱいになって子宮が破裂したら命を失くすかも知れません、週末に緊急手術となりました。

 

 

 

 病院の待合室で愛嬌を振りまいてたくさんの人が撫でてくれました、それが嬉しくてシッポを振り続けていました。

 

 

ずっと辛い思いをして来たのに、いじらしいほど良い子です、繫殖場から引き取りに関わって下さった方が「シャイン」と名づけてくれました、これからの日々が輝きますようにと、手術をして元気になったら幸せになって欲しいと思います、10年分が報われますようにクローバー