湖西市梅田にあるコミュニティセンターの前に3日も同じ場所で動けない猫が居る、助けて欲しい、そんな電話が来ました。
ただ事ではない、命に危険がある、そう感じてすぐに向かいました。
センターの前で動けなくなっていた猫は、何日も食べていないと分かるペチャンコのお腹で下半身を引きずって移動していました、動物病院は休診日でしたが連絡して向かいました。
まだ若そうなキジトラの男の子です。
レントゲンなどの検査の結果は背中と大腿骨と腰、顎も歪むほどの骨折をしていました、何日も食べていない餓死寸前の状態でした。
ボキッと折れている背中です、事故か何かで全身を強打したようです、足も折れていてどんなに痛く苦しい思いだったでしょう。
歩けないので前足の力で引きずって移動していたらしく、下半身は傷だらけで壊死の状態で、これから皮膚が剥がれていくようです。
足には何ヶ所も穴が開いています、これから長く辛い治療が始まります、排尿排便が心配です。
この子を見つけ助けようとこちらに声をかけて下さった方に感謝です、この子も生き抜きたいと必死に移動して助けを求めていたのでしょう、頑張ったこの子が1日も長く生きられますように願っています。
病院での様子です、ご飯を食べたせいか少し目に力があるように見えます。
全身が衰弱と骨折です、辛い治療が報われますように、穏やかに過ごせますように、ただただ祈っています。