考えない勇気

以前こちら→★の記事で

家事のインナータイムについて

お伝えしましたが

最近気づいたのは

この「インナータイム」って

家事どころか

仕事にも大きな影響を与えているってこと。

復習ですが

「家事のインナータイム」とは

「今日のご飯は何にしようかな」とか

「あ～お皿洗いしたくないな～」とか

実際は家事をしているわけではないけど

家事のことを(だらだら)

頭の中で考えている時間のこと。

この時間が長いほど

実際の家事はそんなに進んでいないのに

頭だけは「家事まみれ……」

ていう状況に陥りやすいのですが

この現象

そっくりそのまま仕事にも置き換えられる。

例えば私の場合

１週間後にプレッシャーのかかる

プレゼンをすることが決まっていると

その当日まで

「プレゼンいやだプレゼン嫌だプレゼンイヤダプレゼンIYADA……」

と、寝ても起きても

ひたすら考える癖がありました。

そしてストレスのあまり

仕事中、意味もなくプレゼン資料を取りだし

何度も何度も不備がないかチェックしたり

(もう何回もしてるのに)

やたらとレイアウトを変えてみては

また最初の状態に戻す

などなど

端から見れば

「仕事しろよ」的な状態に陥ります。

そんな感じで

プレゼンの直前まで

プレゼンがイヤだと考え続け本番に臨む

という有り様でした。

この時の私に何が起きているかというと

プレゼンに関するインナータイム

→168時間

(１週間24時間プレゼンが嫌だと考え続けたとした場合)

実際にプレゼンに要した時間

→5分

私の言いたいこと、伝わりますかね？

実際に仕事をしているのはたった「5分」で

プレッシャーがかかるのも言うなれば

その「5分」だけなのにも関わらず

自分のイケてない思考のせいで

そのプレッシャーやストレスを

「168時間」にしてるんです。

……Oh my  god

極端な例にはなりましたが　

結構こういうこと

無意識に起きてると思うんです。

仕事をしている以上

ストレスやプレッシャーのかかる場面って

誰にでもある。

けど

たった「5分」のストレスを

脳内での「インナータイム」で

その何倍も、何百倍にもしてしまう。

この癖があった時は

１つでも仕事に嫌な予定があるだけで

それが終わるまで気分がずっとブルー

なんて時もしょっちゅうだった。

そんな状態をなんとか改善したく

転職してからは

「インナータイムゼロ運動」を実施中。

プレゼンがあっても

ひととおりしっかり準備を終えたら

一切プレゼンについて

考えない

これ、口にするのは簡単ですが

すごく勇気がいるしなかなかできない

(私もまだまだ修行中)

おそらく

何でもいいからそのことを考えてるだけで

いろいろやった気になって

安心するのでしょうね。

けど実際に

「ゼロ運動」を試みて感じることは

インナータイムが168時間であろうが

インナータイムがゼロであろうが

結果に差はない

むしろ私の場合

インナータイムが少ない方が

肝が据わるのかパフォーマンスが上がる。

ストレスって一見

誰にでも同じ大きさのように感じますが

個人の捉え方や思考によって

大きくもなれば小さくもなる。

自分の好きなことやハッピーになることに

時間やエネルギーを使いたいのなら

無駄なストレスに

インナータイムを使っている暇はありません。

私のように「インナータイム癖」がある方は

もう一度、仕事との関わり方を

見直してみてくださいね

ayumi