妊娠・出産・育児マーケットのプロ、"HEARZEST(ハーゼスト)"の最近無性にKARAになりたい、uedaです。
ookawa先輩に引き続き、私もサマースクールレポートをお届けしたいと思います
私自身、初長野、初松本、初出張、初サマースクールとはじめて尽くしの2日間でした。
2日間の流れは、ookawa先輩が書かれている通りなので、私はピンポイントでご紹介したいと思います
私が、このサマースクールで一番印象に残っているのは、学生の皆さんや研修医の先生方の質問内容!
2日目の若手の先生方による企画では、はじめに男女混合でいくつかのグループに分かれての座談会、
その後、参加者も先生方も完全に男女に分かれての質問タイムという2つの企画が用意されていました。
その両方で特に多く寄せられた質問が
女性は「産婦人科医としてキャリアアップを図りながら、自分自身も結婚・出産はできるのだろうか」
男性は「そんな女性医師達と、どのように働きやすい環境を作っていけばいいのか」
ということでした。
正直、女性が仕事と結婚・出産の両立やその時期を考え、心配するのは理解できますが、
男性も同じような質問をすることは想像できませんでした。
ですが、実際に女性医師が増え、特に産婦人科ではその傾向が著しいため、
女性医師の労働環境・家庭を持つことに対する関心は大きいようです。
そしてそれは即ち、男性医師の労働環境にも大きな変化をもたらすということに繋がっていきます。
先生方は
「結婚の時期はそれぞれの裁量でいいと思うが、出産は3年ほどは働いて、一通りの業務ができるように
なってからがいいのではないか」
「出産後も女性医師は定時で帰り、当直もしなくてすむような勤務に移行することも一つの手だと思う。
その分、病院いる間はメリハリを持って働く」
「女性の出産・育児のために増えた男性医師の当直回数に対しても、それなりの対価を支払うべきだと
感じている」
などとそれぞれの考えをおっしゃっていました。
参加者も先生方も皆さん本当に真剣に、
男性・女性医師がお互いの立場を尊重しながら、一人でも多くの患者さんをケアしていくためにはどうするべきか
という課題に対して弁論されていました。
若手の先生方の回答の中には
「自分たちの手で産婦人科の労働環境を整え、安心して出産ができる社会を築き上げていくんだ!」
という強い志が垣間見え、実際に
「将来は行政にも携わりながら、お産の現場をどう改善していくのがベストなのか追及していきたい」
とおっしゃる先生もいらっしゃいました。
そんな参加者の方々と先生方の想いに胸を打たれ、
「こんなに熱い想いを持った素晴らしい人たちがこれからの医療を支えていくんだ」
と思うとほっこりした気持ちになりしました。
ookawaさんの内容の繰り返しになりますが、
本当に、私たちも今できる一歩からはじめていかなければならないと思いました。
そして、勉強がまだまだ全然足りてないuedaは特に、努力に次ぐ努力をしなければ!と
奮起いたしました。
私もいつかお母さんになるときに、こんなキラキラした産婦人科医の先生に
出産をお任せしたいなと思いましたよ(●´ω`●)ゞ
最後に美ヶ原で見かけた爽やかな体操のお兄さんをアップしておきます笑