韓国から羽田へ、
羽田から品川へ、
そしてそのまま新幹線で京都へ。
遊んでばっかり。
1週間お休みをいただいております。
帰ってくるなり
朝5時起きで行きたかったあのお店へ
やってきました♪

朝がゆで有名な
「瓢亭」さん。
400年ほど前に
南禅寺の門番所としてお茶や菓子、
煮抜き卵を出す
お茶屋として始まったという
歴史あるお店です。
かつて祇園の旦那衆が
さんざん夜遊びした後に
酔っぱらって店の主人を叩き起こし
「なんか食べさせろーーー!」と言うので、
(仕方なく)用意した朝ごはんが
朝がゆの始まりだそうで。

現在、
本店は改修工事中のため
比較的敷居が低くてテーブルで朝がゆを食べられる
別邸にお邪魔しました。
歴史に裏打ちされた雰囲気や
見事なしつらえを堪能するなら
絶対に本店がおすすめです。
改修してなければ本店に伺いたかったなーーー。
本店と別邸では朝がゆのお値段も違います。
とはいえ、
お庭の見える席に案内していただき
差し込む光を受けながらの朝ごはん。
気持ちよすぎるーーー♪

この卵!
これこそが
一子相伝、400年前から瓢亭に伝わる「瓢亭玉子」です。
あんまり期待値をあげすぎると
「え??? ふつうの半熟卵ちゃうん???」って
なりますが
この白身の絶妙な硬さ!ふるっふる!
これこそが瓢亭玉子!
瓢箪のかたちをした器を開けると…
丁寧にひかれたお出汁を味わえる
お料理の数々。
薄味なのにエッジが効いて
素材そのものが味わえる。
こんなお料理が作れたら絶対もてるよな。
(え、そこ?)
お豆腐と海苔のお椀の後に
主役のおかゆが運ばれてきます。
しっかりとお米の形を残しているのに
ふんわり柔らかでとろとろなおかゆ。
この輝きに期待が高まります。
はじめはそのままで、
次にちりめんじゃこやお漬物と一緒に。
最後は
葛でとろみをつけたしょうゆ味のおだしをかけて。
じんわり汗が出てきて
その後にまた窓の外に目を移すと
すーっと涼しくなるような。
朝から素敵な時間を過ごせました。
さて、
お昼は友達とランチビュッフェ。
私の胃腸は休む暇がありません。。。
結局、京都でもひたすら歩く。
南禅寺の三門にあがり
京都の街並みを一望。
まさに、「絶景かな」の光景です。
もちろんここへも。
南禅寺の水路閣。
火曜サスペンスとかで
船越栄一郎とか片平なぎさが
犯人追いつめるあの場所ね。
さらに永観堂を抜けて哲学の道へ。
鹿ケ谷界隈を歩き
真如堂にたどり着きました。
真如堂、
正式には真正極楽寺と言って
紅葉の頃には人であふれかえるお寺です。
お盆なので
大勢の方がおしょらいさんを迎えに来てました。
その後は
吉田山を越えて今出川東大路へ。
今出川をてくてく歩き、京大を過ぎて出町柳にてくてく抜ける。
茂庵などなど寄りたいお店もあったけど
ランチまで意外に時間がない。
いそげーーー。
このあたり、気になるお店がいっぱい。
これはいろんな牛乳を飲み比べられるミルク専門店?
美山牛乳、絶対美味しい!!
ノンホモ牛乳という
絞ったまんまのクリームの層ができた牛乳もあるよう。
この日はお休みだった。
残念。
で、こちらもお盆休み中。
出町柳の名物パン屋さん「ベーカリー柳月堂」
2階が名曲喫茶になってます。
ある意味でとっても京都らしいお店です。
さぁ、ここからは今出川通りを烏丸へ。
地下鉄に急がなければ。
川の先には
五山の送り火「大」の文字が。
もうすぐ送り火ですね。
この後、いくつかパン屋さんに寄るも
全部お盆休みでした…。
そりゃそうか。
夏の京都、いいなぁ。