「コンセプトリップ」
と勝手に呼んでいるリップの種類があるのですが、なじむ色味、使いやすいカラバリが多いだけに、いずれもとてもヒットし続けてる商品ばかりです。
スタンダードなリップだとまず質感や機能における特徴があり、個人の色の好みに対応できるようにカラバリがあります。
スタンダードなリップの例:
ツヤリップで落ちにくい。色はレッド系、ピンク系、オレンジ系、ベージュ系、ブラウン系など。
これに対して、色の「コンセプトリップ」はこのカラバリの部分に一定の共通点、制限を設けているものです。
以下を読んでいただければ“ベージュ(くすみ)やブラウンが苦手〜”と思っていらっしゃる方でも、“実は自然と取り入れていた!”というケースがわりとあるのでは?と思います。
例えばKATEのリップモンスターは、発売当初以下のようにカラバリに制限を設けたようです。
SNSを見ていると、絶妙な色の違いを楽しみたい人が多そうだったので、普通はピンク、ブラウン、レッドと幅広くそろえるのが定石のところ、既存色はあえてブラウンベースのみのカラーに絞った。
絶妙な色味の違いだからこそ似合う色が必ず見つかるし、集めてくれる人も多かったようだ wwdjapan/1357714より一部抜粋
同じコンセプトはデパコスにもあり、RMKのデューイーメルトリップカラーは
くすみを秘めたカラーは、どれも肌にすんなりなじんで今のムードをオン 公式HPより一部抜粋
どの色もブラウンニュアンスで、イエベ・ブルベ問わずなじんでくれる fashion pressより一部抜粋
ヴィセのネンマクフェイクルージュは全カラバリに粘膜カラーベースになっているというのはネーミングからしてわかりやすいかと思います。
つまり唇の本来の色味から極端に離れないカラーに絞っているといえます。
こちらも同じようなデパコスとして、カネボウのルージュスターシリーズです。
血色カラー、粘膜のようなツヤがベースになっています。
ツヤ
マット
コスメデコルテのルージュデコルテクリームグロウも、粘膜カラーが多く、自然に溶け込む、なじみやすさを大事に、どの色も作られていることが読みとれます。
肌と唇の血色感の延長線上にある色のみどんな肌とも調和し、美しく魅せるベージュ&ローズの全25色 公式HPより一部抜粋
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