今どき眉五箇条のうち❸の「角度」について取り上げます。
❶ 自分の地毛をひたすら残したまま
❷ 毛並みをとにかく出す(立体感)
❸ 形に関わらず、角度をつけすぎない
❹ 縁取らない
❺ 眉山〜眉尻が短い
微妙な違いですが、右の方が旧眉です。
左のラフな描き方に比べ、くっきりきっちり描いているのが特徴です。
チークの色でも新旧わかりやすいですね。
ぴったり守る必要はありませんが-----のラインにあまり高低差がない方がナチュラルに見えます。
右の眉は左に比べ、角度が急なのがわかるかと思います。
左の眉のラインのイメージ
右の眉のラインのイメージ
右の急角度な眉を左のなだらかな眉に直そうとすると
①眉尻の方を少し引っ張るようなイメージで、下に下げます。
②眉尻を下げるに従い、シーソーのように眉山の位置は上がります。
これによって眉山の下の△の空間が埋まり、
眉頭の上の△の空間も少し埋まり、全体的にストレート気味に。
まとめると
平行眉ではなくアーチにしたい場合も、基本はこの修正通り。
気持ち全体的に丸みを出すように微調整すると、今どきアーチ眉になります。
これではなく←←
ふわっとかすかに湾曲が感じられるこんなイメージです----
関連
①今どきの細眉
②今どき眉の描く位置
眉頭の作り方
眉山ー眉尻にも時代が反映されます
眉の形
平行眉で気をつけること
平行眉の輪郭のポイント
縁取りではなく、形を作るという意味①
縁取りではなく、形を作るという意味②