『VOCE』9月号のTV収録のときのメイク過程の再現。
これ一番注目すべきところは、何を使っているかではなく、いくつ使っているか?
またどんなやり方をしているか?
だと思うんです(ヘアメイクさんによる)。
voceよりお借りしています
キツく見えないように目元は盛りのさじ加減が肝
チークやリップはツヤ感にこだわって好感度高く
欲張るとよれるので、薄ーく7工程重ねたミルフィーユ肌
スキンケアを除いて全部で25
(細かく言うとメイクさんが使われているブラシなども入るでしょう)
下地、ファンデ、アイシャドウ…とほとんどの項目、各1アイテムではなく複数使っていますよね。
例えば下地は全体に使うものと部分使い、というように。
またマスカラ下地、マスカラごとにコームでとかしたり、フェイスパウダーのパフはもみ込んでからつけたりというやり方の部分。
ひと手間かかっています(時間にしたら何それぞれ何秒です)。
たくさん重ねたら濃くなってしまうかも?という人もいるかもしれませんが、実際は逆。
例えば自分の1回のメイクの仕上がりを100とした場合、その数字(メイク具合、濃さ)は変えずに、1つのアイテムを薄づきにしていくようなイメージです。
アイパレットだって1つを全部使う必要はなく、複数持っている場合は、合うように組み合わせれば良いわけで。
このアイメイクもアイシャドウを3つ使っていますが、まぶたの色付きはかなり薄めだと思いませんか。
薄膜で重ねていくことで細かい調整も効くし、何秒のひと手間を割ければ、そこに答えがある気がします。
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