バチェロレッテ3、配信分を見終え、なんとなく落ち着きましたニコニコ


今日は、
「精神科医がカウンセリングに5年間通った話」
の続きです。


完全に、自分のために書いていますが、カウンセリングを受けた人の体験記ってあんまりない気がするので、何かしらの参考になれば嬉しいです飛び出すハート




前回の記事↓


*カウンセリングやセラピーという言葉はいろんな場面で使われます。

私は、やや狭い意味で、臨床心理士が行う心理療法を指して、上記の言葉を使っています。セラピストという言葉も、このブログでは、臨床心理士と同義で使います。*




EMDRを受けてきたものの、今ひとつ、実感がわかなかった私。

セラピストから、自我状態療法を勧められました。



私は解離性同一性障害ではありませんでしたが、
「私(いわゆる主人格)」を対象に行うEMDRでは改善が乏しかったので、もう一歩踏み込んだ治療として、やることになったのかな、と解釈しています。





​自我状態療法ってなんじゃらほい


私の受けた感じと、上のリンクの論文を読むに、

解離のある人の中には、トラウマ的な出来事に対応するために生まれた、自分の中にある、年齢も性別もバラバラな、様々なパーツ達がいる。
そのパーツ達に気づき、これまでの労を労い感謝して、パーツ達同士も互いの存在を認め、これから生きていくためにパーツ達みんなと協働していきたいと伝えて同意を得ていく。

というワークですウインク
(自分で書いててよくわかりませんが。笑)



イメージとしては、今はそれぞれのパーツがわちゃわちゃしてて収拾がつかなくなっているけど、本来「私」を守るために理由があって生まれて、生き延びるのに役立ってくれていたパーツ達だから、これからも、大人になった今必要なことのために、みんなで協力してやっていこうよ、そのために和平を結びましょ〜、みたいな感じ。



「私」に対してEMDRをしながら、解離が生じていると判断した場面でパーツを召喚したり、
ひとつのパーツに対してEMDRをしたり。


受けている間はよくわからなかったので、なされるがままという感じでした。




キキョウがたくさん咲いた♡



この自我状態療法、
やり始めた時は、ちょっと困惑しました。



Th「これまで、アネモネさんが生きていくことに、協力してくれたパーツ達に、出てきてもらってください」


えーー?
うーーん。
よくわかんないけどとりあえず捻り出す。


Th「出てきてくださってありがとうございます。なんとお呼びしたらいいですか?」


えーー?
うーん?
ぽってりフラワー「クマさん……かなくま
(ネーミングセンスなし)


パーツ、あんまりはっきり覚えてないけれど、10個くらいはいた気がする。
それぞれにセンスのない名前をつけてました笑い泣き


Th
「クマさん、あなたは何歳ごろからアネモネさんと一緒にいてくれているんですか?」
「あなたはどんな役割をしていますか?」
etc.


いろいろ聞いてきます。
私が頭で考えて答えようとすると、
Th「パーツさんに聞いています」
と跳ね返される昇天


パーツさんにって言われても、わからんです魂が抜ける

でもなんとなくやっていくと、ぽんっと出てくるようになる。おもしろい。



毎週から隔週なのだけれど、
毎回やっていると出てきてくれるレギュラーメンバーなパーツがわかってきます。

(私の場合は、年齢の違う2人の女の子、庇護的な役割を持つパーツのいくつか、門番みたいな硬いパーツ……がレギュラーメンバーでした)


セラピストがこういう要素のパーツがあるはずだと予想して、水を向けてくると、新しいパーツが登場したり、しなかったり。


どのパーツに対しても、
①いてくれてありがとう
②あなたは必要だから生まれてくれた
③そのおかげでアネモネは生きてこれた
④現状により適応できるよう、パーツの力を活かして新しくこの仕事をしてほしい
という流れでした。


パーツがすんなり了承してくれることもありますが、渋られたり、意思疎通のしにくいパーツもいました。


(続きます)



だれかに教えたいこと

 

 

 

 

 

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