金曜日に早退したため、気分は3連休でした。

明日は仕事だ、がんばろうニコニコ




前回の記事↓の続きです。


 *カウンセリングやセラピーという言葉はいろんな場面で使われます。

私は、やや狭い意味で、臨床心理士が行う心理療法を指して、上記の言葉を使います。セラピストという言葉も、臨床心理士と同義で使います。*


 


​紹介されたカウンセリングルームに連絡


 

紹介されたカウンセリングルームのホームページを見てみると、トラウマへの対応を得意としているようでした。

可能な心理療法や技法がたくさん書いてありましたが、私には、それらがどんなものなのかわかりません。

 

 

精神分析が受けたかったのになーと思いながらも、せっかく紹介していただいたのだからという気持ちで、ホームページのお問い合わせフォームから連絡しました。


 

ホームページで連絡した翌日に、受付メールが届きました。

その4日後に、初回面談の候補日を送ると書いてありました。

メールを待つあいだは、気もそぞろというか、現実感がなくそわそわしていました。

仕事は変わらず行っていました。

 


4日後、メールがきて、2つの日時を候補日として挙げていただきました。

平日の仕事終わりの時間帯で、日にちの近い方を選びました。

初回の面接は、お問い合わせフォームで連絡した日の2週間後に決まりました。

 


今思うと、ありがたいほどに、すごくスムーズな予約でした。

カウンセリングは1度始まると長いので、空きがないときは数か月から年単位で待つこともあるのです。

 



 

いざ、初回面接へ

 


最初の面接料である10000円を指定された口座に振り込むと、カウンセリングルームの場所がメールで送られてきました。

HPには、駅の近くと書いてあるものの、具体的な場所は書かれていませんでした。



その日、仕事が終わるとすぐにカウンセリングルームに向かいました。



実際行ってみると、家からも職場からも20分くらいでいける、ちょうどいい場所でした。

習い事のように毎週通うことになるので、通いやすさは重要です。

駐車場はなく、近くのコインパーキングを利用しました。



街のマンションの一室でした。

1階の入口前で部屋番号とインターホンを押すと女性の声で返事があり、ロックを解除してくれました。



ドキドキしながらエレベーターで上がりました。

ドア前のインターホンを改めて押すと、40代くらいの、身綺麗な女性がドアを開けてくれました。



その方が、お世話になる臨床心理士さんでした。

身長は私と同じくらい、セミロングのストレートヘア、ブラウスにスラックスという姿。

にっこり笑って部屋の前へ案内してくれました。



そこで、渡された紙に名前や住所などを記入したり、注意事項などが書かれた紙を読んだりしました。

約束の時間になると、部屋の中に通してくれました。



お部屋には、木目のローテーブルを挟んでブラウンのソファが対面に置かれていました。クッションも置いてあります。

壁紙は白くて、部屋全体が明るかったです。

観葉植物や絵が飾ってありました。

シンプルな、綺麗なお部屋でした。





枝垂れるジャスミーナ。






​お話しを



初回面接が始まりました。

まずは、どうしてカウンセリングを希望しているのか、どうしてここのカウンセリングルームにきたのかという質問でした。 



自分の仕事のこと、職場で起きたトラブル後にしんどくなっていることをざっくり説明しました。

あと、最初はここではないカウンセリングルームに問い合わせをしたけれど、そのが受け入れ困難で、ここを紹介されたということも、そのまま伝えました。



その後、生育歴や家族歴の話を聞かれるままに答えていきました。



最後の方に、トラウマになるような出来事を受けたことはあるかという質問をされました。



話すか悩みましたが、せっかくここまできたのだからと、子どもの頃に、父親から暴力などの虐待と性的な虐待を受けており、それが原因で親が離婚したこと、母や弟妹と一緒に父を告訴して刑事裁判をしたことなどを話しました。



もう終わったことだから、と割とヘラヘラ話した気がします。

私は、それらが大人になってからの困りごとにつながっているとは、全然思っていませんでした。



心理士さんは、職場で起きたことやそれに伴う症状そのものよりも、過去の出来事を扱う必要があると言いました。

そのためにトラウマケアの技法を勧められ、それならばと、やることになりました。



もともとは、精神分析的精神療法を希望していたこともあって、内心、

えー?昇天

やってもらいたかったことと、

全然ちがう!

と思いました。



まあでも、

こんなこと話す場もなかったし、

トラウマケアなんて全然勉強してきてないから勉強になるかもだし、

専門家が言うのだから良い機会と思ってやってみるか、

と、あまり深く考えずに同意書にサインしました。



(続きます)