最終的には、18時半にロビーに再集合して、レイコさんが水上レストランまで、連れて行ってくれることになりました。
ちなみに、翌日の午前中も、12時までフリー。
それだけ、見ることもやることもない国、ということです(笑)。
朝、6時にビュッフェを食べたら、ほぼ、6時間も何もすることがない。
そこで、私はある計画を立てていました。
というのも、前述通り、ここ「ブルネイ」には、「スターバックス」が3軒あります。
そのうちの1軒は、お話しした通り、国際空港内。
もう1軒は、街中から離れた幹線道路沿い。
最後の1軒が、宿泊している「ハイヤー・ホテル」から、約2.6kmの位置にあるショッピングモール内にあるようなんです。
それを発見して、フリーが6時間もあるのなら、往復で5kmを越える距離でも、行って来られる?
問題は、距離や時間よりも、治安?
1人で歩いて行って、大丈夫だろうか?
一応、調べてみると、リッチなお国柄のせいか、治安はいい、という評判。
確かに、前夜、薄暗い裏道を歩いていても、大丈夫だったわけだし。
ということで、翌日の6時間ものフリータイムに、スタバまで行くつもりでいました。
もちろん、お目当ては、ご当地マグのミニサイズ。
あれば、ですが。
そういう予定でいたのに、この晩の夕食をどうするか、という話のついでに、翌日のフリータイムも、レイコさんに相談する流れに。
あれやこれや、話し合った末、またしても、レイコさんの車で、東南アジアで一番長い橋を渡る、という臨時ツアーが誕生。
しかも、レイコさんの知人の車も借り出して、2台で行く、という話に。
臨時ツアーなので、お値段はレイコさんの言い値。
1人6000円で、東南アジア一長い橋を渡って、現地の市場を見学する、というツアーに最終決定。
それも、参加者10人が、全員参加で(笑)。
すぐに、全員から代金を徴収して、みんな大満足。
一方、複雑な気持ちでいたのが、もちろん、私。
スタバに行く気でいたのに、その臨時ツアーに参加したら、行けるチャンスがなくなってしまう!
で、どうしたと思います?
このロビーでの話し合いが終わった時点で、17時を回ったところでした。
水上レストランの再集合は、ロビーに18時半。
外は雨模様だったので、薄暗い雰囲気でしたが、この1時間ちょっとの間に、スタバに行くことにしたんですよ!
一応、レイコさんに日が沈むのは何時?と聞くと、どうやら、19時頃らしい。
一旦、部屋へと戻り、余計な荷物は全て置いて、ルームキー、クレジットカード1枚、自撮り棒に付けたスマホと傘だけ持って、ホテルを出発。
地図は頭に入っていたので、足早に歩き出しました。
ところが、「ブルネイ」の歩道には、草が生えていて、先ほどまでの雨のせいで、足元がグッチャグチャのビッチョビチョ。
何歩も行かないうちに、履いていたメッシュのスニーカーは水浸し。
靴下もグチョグチョで、パンツの裾も膝の下まで濡れる始末。
それでも、諦めず、黙々と歩き続ける。
もちろん、小雨が降っていたので、傘を差しながら。
時間との勝負だったので、写真を撮る余裕はありませんでした。
大きな交差点では、歩道の位置を確認しながら、信号待ち。
ところが、歩行者用信号のボタンを押しても、全然、青にならない。
諦めて、行けそうな歩道を行くと、途中から、ガードレールだけで歩道がない!!!
片側2車線の道路を車がビュンビュン通り抜ける中、ガードレール脇の道路に面した狭いスペースを、申し訳ない気分で歩き続けました。
ただ、歩いても、歩いても、それらしい建物が見えてこない。
心が折れそうになりましたが、方向は間違っていないはず、と歩き続けると、ホテルから30分ほどで、それらしい建物が見えてきました。
逸る気持ちを押さえながら、先を見ると、念願の「スターバックス」の看板!
「マボハイ・ショッピング・コンプレックス」というショッピングモール。
どこから入れるのか分からず、グルっと建物を回り込んだら、入口は裏手にありました。
位置的にスタバは2階のようだったので、近くのエスカレーターで上がると、そばにありました。
小雨に濡れて、汗みどろ、真っ赤な顔をした日本人が飛び込んできて、きっと、店員さんは異様に感じたと思います(笑)。
棚を見ると、残念ながら、ご当地マグはなく、「ブルネイ」と入った4種類のタンブラーがありました。
ステンレスのタイプから、昔からあるタイプまで。
お値段を見ると、いくら、物価の安い国であっても、スタバのタンブラーは結構なお値段。
結局、1番安かった昔からあるタイプのタンブラーに即決。
こちらのタンブラーですら、定価は22BND。
2750円もするんですよ。
買う人がいる??・・・私?
でも、ここまで来た苦労を考えると買うしかない。
そこで、レジに持っていくと、8.80BNDと言われました。
え?と思ったら、セールだったようです。
ナント!1100円!
袋に入れてもらうと、鷲摑みにして、今度は来た道をひたすら戻ることに。
時計を見ると、17時48分。急げば、18時半に間に合いそう。
ひたすら、足元だけ見つめて、黙々と歩き続け、ある程度まで来たら、撮影する余裕が。
ホテルに辿り着くと、とりあえず、部屋にタンブラーを置きに。
すぐさま、ロビーに向かおうとすると、エレベーター前で、同じ参加者さんとバッタリ。
私を見るなり、「シャワー浴びたの?」。
そう言われるぐらい、見た目が湿っていた、ということです(笑)。
ただ、また、チャンスがあったとしても、二度と行きたくありません。




