「バイヨン寺院」を北側から出ると、そのまま北上しました。
赤土の道を歩いていくと、先に見えてくるのが、「バプーオン」という寺院。
前もって、調べた際には、この寺院へと繋がる参道が約200mもあって、「空中参道」とも呼ばれ、それが1番の見所だそう。
「空中参道」と呼ばれる所以は、両サイドにあった池の水量が増すと、まるで浮かんでいるように見えたから、だとか。
ところが、またしても、横入りが好きなのか、ガイドさんは、この参道をスルーして、脇から寺院に近づきました。
手前にある池は、かつての「沐浴場」。
こちらで、それぞれの記念撮影をすると、寺院内部の見学すらなし。
これ以上、寺院に近寄ることもなく、ならば、せめて、「空中参道」を歩こうよ?
と思ったら、参道の下をくぐる、と言う。
はぁ?って感じでしょ?何それ!
ご覧の通り、屈んで、参道の下をくぐりましたよ。
まぁ、こんな形で参道を見ることもないでしょうから、貴重な経験か?
参道下を屈んで、くぐり抜けると、またしても、炎天下で、寺院の説明。
暑すぎて、まともに聞いていなかったので、後付けで、ご説明いたします。
こちらの「バプーオン」という寺院は、先ほどの「バイヨン寺院」よりも1世紀前に、「ウダヤーディティヤヴァルマン2世」という王様が造りました。
3層からなるピラミッド式寺院で、かつては、「バイヨン寺院」より、高かったそうです。
「カンボジア」には地震がないので、大体が、雷が落ちて崩れたか、戦争で壊されたか、だそう。
「バプーオン」というのは、「隠し子」という意味。
かつて、「タイ」と「カンボジア」の王様が兄弟で、「カンボジア」の王様に「タイ」の王子を預けたら、いつか、国を奪われてしまうと恐れて、王子を殺してしまいました。
その報復を心配して、「カンボジア」の王妃が、自分の子供をこの寺院に隠したことから、「隠し子」という名になった、という伝説があるそう。
ちなみに、寺院内をちゃんと見学できたなら、約70mもある巨大な「寝釈迦像」も見られたはずですが、今回のガイドさんはハズレか?
何ひとつ、まともに見ることなく、「バプーオン」を後にして、さらに北上すると、城壁があって、一部に入り口が。
この城壁は東西約600m、南北約300mの敷地をとり囲んでいて、内部は、かつての「王宮」。
ただし、その「王宮」は木造だったため、現在は何も残っていません。
周辺の足元には、屋根瓦や陶器の破片が散在していて、手で触れてはいけないそうです。
何も残っていない「王宮」の敷地内で、赤土道の先にチラチラ見えるのが、「ピミアナカス」。
こちらの寺院は、「スールヤヴァルマン1世」という王様が造った、3層のピラミッド式寺院。
現在は、内部への入場は禁止されていて、遠目に見るだけ。
こちらにも、伝説が残っていて、塔の中に、9つの頭を持つ蛇の精「ナーガ」がいて、毎晩、美しい女性に変身して、王様の前に現れたんだとか。
王様は毎晩、その女性のお相手をしないと、早死にする、と信じられていて、夜な夜な、ここに通っていたらしい。
毎晩、お相手する方が、早死にしそうですけどね。
この「王宮」の敷地内には、他に「女池」「男池」という「沐浴場」もありましたが、完全スルー。
やっぱり、今回のガイドさんは、ハズレか?






