前置きが長くなってしまいましたが、9月、出発の日を迎えました。
ハワイ行きの飛行機はご存じの通り、夜に出発するのですが、友人が夕飯を羽田空港で取りたい、というので、ちょっと早めに現地集合することに。
それに合わせて、私は羽田空港行きのリムジンに乗り、予定のJALが出発する羽田空港第3ターミナルに向かいました。
ちなみに、私はトランクを往復の空港宅配でお願いしてあったので、ハンドバッグ1つの身軽なスタイルでした。
9月の中旬の平日、ということもあってか、国際線の第3ターミナルで降りる人はほとんどおらず、リムジンはほぼ貸し切り状態でした。
空港に到着すると、友人との待ち合わせとなっている、ポータブルWiFiをレンタルしたグローバルWiFiの窓口前に向かい、先に到着していた友人親子と合流。
友人親子は窓口受け取り、私は以前にも紹介したずらりと並ぶロッカーから、自分のレンタルした機器を受け取りました。
それから、空港宅配してあったトランクを受け取ると、出発時間の3時間以上前だというのに、JALの窓口にチェックインできるか、行ってみました。
夕飯を取るのに、トランクが邪魔だったものですから。
一応、出発の前日には、ネットからチェックインを済ませてあったので、トランクを預け入れればいいだけになっていました。
窓口に行くと、セルフチェックインのできる機械が手前に並んでいて、一応、それでできるか、やってみたんですが、窓口に行くよう、機械に指示されてしまいました。
その機械で受け付けてもらえた人は、びろ~んと出てきたタグを自分でトランクに付けて、結局は窓口に行く必要があるんですけどね。
で、窓口に並んだわけですが、順番が来て、トランクを預け入れ、パスポートを提示して、しばらく待っていると、受け付けてくれた若いJALの職員さんが、ESTAの書類がありますか?と聞いてきたんですよ。
実はこれが、私の一番、恐れていたことでした。
大金を払ってまでやった申請が通っているものと思っていたら、空港に来てから、実は通っていなかった、と判明して、飛行機にすら乗れない、という最悪のパターン。
そうならないように、ちゃんと正規のHPで、私のESTAが申請受理されていることは、何回も確認してありましたし、その画面を印刷して持ってきてもいました。
ただ、その印刷した書類とパソコンを見比べて、首をかしげているんですよ~~!
あげく、他の職員さんのところに行って、書類を見ながら、ひそひそ話しているんですから、待っているこちらとしては、居ても立っても居られない状態でした。
まぁ、結局は、何で首をかしげていたのかは分からないんですが、問題なく、手続きを終えることはできたんですけどね。紛らわしいこと、するなよ~!
こうして、無事にチェックインを済ませ、身軽になった私たちはさっそく、夕飯を取りにレストラン街へ向かいました。
友人親子がラーメンが食べたい、というので、店員さんが、ほぼ片言の日本語を話す人たちだらけの「せたが屋」というラーメン屋さんで、こちらのみそラーメンをいただきました。
ラーメンをいただいても、搭乗時間まで、まだ2時間以上ありました。
そこで、やむなく、近くにあったタリーズに行って、飲みたくもないコーヒーをすすりながら、搭乗時間まで、おしゃべりして待つことに。
やっと時間になって、保安検査場で手荷物のチェックを受けた後、出国手続きの窓口に近づくと、驚くようなことになっていました。
昔だったら、パスポートと搭乗券を渡すと、ちらちらとこちらを見ながら、出国のハンコを押してくれる職員さんが、ボックスに入って並んでいたじゃないですか。
それが、やけに明るい照明の付いた洗面台のような機械が、ちょっと斜めに配置されて、ずらっと並んでいるんですよ。
何じゃ、こりゃ~!って感じですよ、初めて見たら。
ここ数年の間に、職員さんの代わりに、機械が出国手続きするようになっていたんですね。
ただ、この辺りは撮影禁止なので、その機械をお見せできないのが、非常に残念です。
そのやけに明るい照明、っていうのは、まるで、女優鏡のように台の前に立った人をピカーっと照らすようになっているんです。
台の中央には、洗面台のように自分が映る鏡があって、下にはパスポートを置くセンサーが。
指示通りに、パスポートを置いただけで、あっという間に出国完了。
早いのはいいけれど、パスポートに出国のハンコが押されないんです、これってどうですか?