バスが山をどんどん登っていくと、周りに賑やかな通りが見えてきました。
そして、つづら折りの坂のカーブ付近でバスが停まると、「はい、ここで降りて!」と、せいじねーちゃん。
急いで、バスから降りると、足元は完全な斜め状態でした。
坂の上に向かって、せいじねーちゃんについて歩いていくと、ちょっと先で止まりました。
そこは、車道の脇にある、ちょっとしたスペースで、こんな場所に30人は無理だべ?と言いたくなるような、車の行きかう所だっていうのに、せいじねーちゃんの話が始まったんですよ。
実は、その場所は、前述通り、「基山路」の始まりの「セブンイレブン」のすぐそばで、近くには、公衆トイレがある、とのことでした。
ここで、トイレに寄っておかないと、先々、見つけるのは大変だから、済ませておくように、というわけ。
なので、行きたい、と思っていた人はすぐにトイレに向かいましたし、行かない人は、大型バスがギリギリを通り抜けるカーブの場所で、待たされました。
写真の通り、狭い歩道には、たくさんの観光客。
そこに、新たに、私たち30人が加わったんですから、もう、完全にもみくちゃ状態ですよ。
そんな状況なんですから、ここで一気に解散にしてしまえばいいものを、この後、いや、それは絶対、無理でしょ・・・、ということを、せいじねーちゃんが、強要してくるんです。
というのも、トイレを済ませた人が揃うと(完全に揃ったかは定かではない)、その「基山街」の入口(セブンイレブンのすぐ横)から、入っていくことになりました。
写真の通り、これだけの人混みです。どこが、入口かも、わからないでしょ?
こんな中を、せいじねーちゃん、「は~い、ついて来て~!」。
・・・って、どう考えても、無理でしょ?絶対に、はぐれるって!
それでも構わず、どんどん、狭い通りを突き進む、せいじねーちゃん。
30人目の人なんて、先頭がどこにいるのかも、分かっていなかったと思います。
私たちは、割と、せいじねーちゃんのすぐ後ろ辺りにいたので、何とか、ついて行くことができました。
そんな、狭い狭い「基山街」、というのが、上から見ると、こんな感じ。
この、狭い通りに沿って、たくさんのおみやげ屋さんや飲食店がびっしり、隙間なく並んでいます。
この狭いままの通りが、ずーっと500m以上、続いているんですよ。
で、この人の多さ、この混みようで、この日は、「月曜日」。
これが、お休みの日だったら、どんなことになっているんでしょう?
そして、人混みをかき分けるように進みながら、両サイドにあるお店を順に見つつ、せいじねーちゃんに一生懸命、ついて行きました。
たまに、止まっては、せいじねーちゃんが振り返って、「ついて来てる~?聞こえるわけないか、ま、いいや、ついて来てなくても」って言って、さらに先へと歩いて行くんですよ。
ついて行きながらも、何軒かのお店は写真を撮れました。
まず、最初に目についたお店は、最初、何のお店だか、すぐは分らなかったんですけど、実は、「九份」に行ったら、買って食べてみたい、と思っていたクレープのお店、でした。
クレープの上にある黄色いのは、ピーナッツ飴をカンナで薄く削ったモノ。
この上に、アイスクリームを2つのせて、その上に「香菜」を散らして、巻いてくれるわけです。
「阿珠雪在燒」、という名前のお店でした。
私が、「これ、食べたかったんだ!」と言うと、せいじねーちゃんが、「いいよ、買いなよ、買って、後からついてくればいいから」と言ってくれたので、遠慮なく、買ってみることに。
そこで、1つ、買おうとすると、せいじねーちゃんが、私に「パセリはいるの?」と聞いたんですよ。
どうやら、「香菜」って、普通は「パクチー」ですけど、台湾では「中国パセリ」って言うようですね。
そこで、「いらない」と言うと、お店の人に通訳してくれました。
お値段は、40元(約130円)だったので、支払うと、すぐクルクルッと巻いて、渡してくれました。
食べてみると、表の生地は小麦粉のクレープ、というより、米粉のクレープ、って感じ。
中にあるアイスが、久々の冷たいモノなので、おいしく感じられた上、削ってあるピーナッツ飴がまた!
香ばしくなったピーナッツが、シャリシャリとした食感になっていて、相当、うまし!
これに、パクチーが入っていると、かなり、微妙な味わいになるそうですが、なければ、最高のおやつ、になりますよ。
これは、買って食べるべし!もちろん、パクチー抜きでね。





