「第2塔門」の先には、「カルナック神殿」のメインとなる「大列柱室」が。
これも、「ラムセス2世」の父親である「セティ1世」が着工したのを、息子が完成させたんですね~。
この「大列柱室」には、合計134本もの、巨大な柱があります。
中央に並んでいる12本の柱は特に巨大で、高さが21m。
柱の太さは、女性10人が手をつないで取り囲んでいっぱいぐらい。
つまりは・・・、円周が15~16mぐらいってことですかね。
そして、この中央の柱の両サイドには、高さ15mの柱がずらりんちょ。
これらの柱は、上の方を見ると、花が開いたような形をした柱と、つぼみのような形をした柱があるんです。
花が開いている柱は「開花式パピルス柱」、つぼみの柱は「閉花式パピルス柱」っていいます。
中央の12本が「開花式」なんですが、それは天井がなくて、日が当っていたから、花が開くって表現されてるんですね~。
それ以外の柱はみんな「閉花式」ってことですが、なぜかというと、そこには天井があったから。
現在も、一部に天井が残っていて、そこには小さな明かり取りの穴があったことがわかります。
何の助けにもならなそうな、小さな穴ですけどね・・・。
そして、ここでもオレ様だな~と思うのが、どの柱にも「ラムセス2世」の名前が彫られているんですよ。
しかも、他のファラオよりも相当でっかく、名前を入れてるんですって。
まさに、オレ様が造ったんだぜ~!って、アピールしてるんでしょうね~。
このような、名前の周りを囲んでいる枠のことを「カルトゥーシュ」っていいます。
楕円形に棒がついた、みたいな形。
「ファラオ」の名前を記す際に用いられたモノで、「ギザ」のピラミッドの中から「クフ王」の名前が出てきた際も、「カルトゥーシュ」に「クフ」、と書かれていた、というわけです。
「カルトゥーシュ」の形って薬きょうに似ていることから、のちの「カートリッジ」の語源なんだとか。
柱の上部同士をつないでいる天井部にキレイに色が残っている場所があって、そこへ行くとみんな上を見上げて、無理な体勢で写真を撮っていましたよ。
ちなみに、柱の間にある格子状の部分も、明かり取りだそうです。
この色の残っている部分の中で、黄色い色は何から取った色だと思いますか?
実は、卵の黄身、なんですって。それがまだ残ってるって、スゴくないですか?
そして、当時の人たちは、明かり取りがあんなに小さかったんですから、当然、中で火を焚いた、と思います。
それにしては、柱や天井に、煤が残っていないでしょ?
当時はゴマ油に火をつけていたんですって。ゴマ油だと、煤が出ないんですね~。
それにしても、人を入れないように柱を撮ろうとしても、どこに行っても人だらけ。
そして、撮っても撮っても、撮り切れない。
決して、満足した状態で、見学を終えることができない場所です。
でも、正直言って、思っていたほど、感動はしなかったんですよ~。
前もって、いろんなモノを見すぎたせいかしら?





