短時間じゃ見切れない「カルナック神殿」② | いっちゃんのブログ

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「第1塔門」の次にあるのが、「第2塔門」。


いっちゃんのブログ ←先へとずーっと続く神殿


「第1塔門」から、どんどん奥に進んでいくと、その「第2塔門」があります。


いっちゃんのブログ ←こちらが第2塔門


これを造り始めたのは、「ツタンカーメン」の2代後のファラオ「ホルエムヘブ」。

この「ホルエムヘブ」は、ツタンカーメンの父といわれている、前述の「アクエンアテン」が「アテン神」のために造った建造物を、ことごとく破壊。

そして、「第2塔門」を造る際に、その破壊した石を詰め石として利用したんだとか。

でも、完成までには至らず、その後、3代後にファラオになった、オレ様「ラムセス2世」が完成させたんです。

それだけじゃなく、オレ様「ラムセス2世」は自分の巨像を造らせ、塔門前の両サイドにドーン!と置いちゃった。


いっちゃんのブログ ←こちらは左側の巨像(高さ12m)


ちなみに、このように両手を胸の前でクロスさせるポーズっていうのは、古代エジプトの神「オシリス神」のポーズ。

つまりは、神格化されたファラオ、ってことなんですね~。

「ミイラ」も手がクロスしているし、有名な「ツタンカーメン」の黄金の棺もクロス。

必ず、右手が上、という決まりもあるそうですよ。

この「オシリス神」のポーズをした像がくっついている柱ってのがあるんですが、それは「オシリス柱」っていいます。

このポーズと違って、手をクロスせず、左足を前に出しているポーズもあります。

それが、右側にある「ラムセス2世」の巨像。


いっちゃんのブログ ←左足が前に出てる


これは、生きてる証拠?って感じで、活動性を表しているんですって。

ちょっと、右側のはぶっ壊れていて、わかりづらいですけどね。

これから先も、これらのポーズがよく出てきますから、覚えておいてくださいね~。


巨像の足元には、「ラムセス2世」の子供「ベントアンタ王女」がいますけど、父親に比べて、ちっせ~!


いっちゃんのブログ ←足の間にいます


ここで、「ラムセス2世」について。

「ラムセス2世」は、なんでオレ様、なのかというと、とにかく自分が大好き!

エジプトのそこら中に、自分の巨像や巨大建造物を造らせ、自分の力を誇示。

スゴいのが、当時としては、考えられないほど長生きで、御歳92歳!

その間に、子供をせっせと作って、100人はいたんですってよ。

他には、トルコのブログの際にも出てきましたけど、「ヒッタイト(現在のトルコ)」と、「カデシュの戦い」と呼ばれる戦争をしたんですよ。

これは、結局、勝ち負けがつかなくて、世界初の平和条約を結んだんです。

だけど、勝ってもいないのに、そこら中に造った建造物に、その「カデシュの戦い」での自分の武勇伝をレリーフとして残したりしてるんですね~。

それも、自分がいかにスゴかったかをこれでもかと。勝ってもいないのに。

中には、たった1人で3500台の敵の戦車をやっつけた、とか。ありえないっしょ?

まさに、自分大好き人間のやりそうなことですよね~。

とにかく、デカい巨像が出てくると、大体、「ラムセス2世」の造ったモノって感じ。

後々、出てくる超巨大な「アブ・シンベル神殿」だって、もちろん「ラムセス2世」の。

まぁ、他のファラオと同様、もうすでにできている建造物の名前だけを変えたり、ってこともやっているので、豪傑でありながら、案外、みみっちかったり。


そして、自分の次に大好きだったのが、王妃の「ネフェルタリ」。

彼女のためには、神殿まで造ってあげました。

だけど、そんなに大好きだった「ネフェルタリ」が死んだ後は、彼女との間にできた娘と結婚しちゃったり。

やっぱり、自分さえよければよかった人、だったんでしょうね~。