内部の見学を終えると、カメラを返してもらって、さらに写真撮りまくり。
自分たちを入れて撮ってもらった写真を後から見たら、ピラミッドに近すぎたせいで、ピラミッドがただの石の積み上がった背景と化していました。
よって、かなり離れないとピラミッドとの写真はうまく撮れませんよ。
こうして、クフ王のピラミッドの見学を終え、バスに戻る間も「ワンダラー」攻撃。
トルコでも「1000円、1000円」とうるさかったけれど、輪をかけて、しつこいのがエジプトの売り子。
それも、「ノー」とか、日本語で「いらない」とか言ってもダメ。
というか、相手に対して、何らかの反応をしてはいけないんですよ。
あくまで、完全無視、もう、これしかない。
バスに乗り込んで、次に向かったのが3大ピラミッドがキレイに見えるという「パノラマポイント」。
どこのツアーでも、この「パノラマポイント」、という場所に行きます。
クフ王のピラミッドから約1.5kmほど、離れた場所。
着いてみれば、ちょっとした出店と、簡易トイレがあるだけの砂漠のど真ん中。
ちょっとテラスっぽくなった場所から見ると、確かに3大ピラミッドが勢ぞろい。
ここで、私たちの究極ツアーが本領を発揮。
他のツアーはこのポイントでピラミッドを見るだけで終わりですが、私たちのツアーはこれから、みんなでラクダに乗って、さらに景色のいい場所まで行く、というのが、付いてるんです。
とはいえ、私的には確かにラクダには乗りたいですよ。
だって、馬にすら、乗ったことがないんですもの。
旅の記念に、エジプトでラクダ。いいじゃないっすか~!
だけど、みんな乗るってことは、マイ・マザーも乗るわけでしょ?1人で?
ただでさえ、運動神経がなく、バランス感覚もないマイ・マザーが馬よりも座高の高いラクダに1人で乗れると思います?
実際、12年前のツアーでもオプションでラクダに乗れたらしい。
乗ったのは、もちろん、「マイ・ファーザー」だけ。
ツアーの中で、唯一、乗らずに待ちぼうけだったのが、「マイ・マザー」。
そんな、旅の記念になることを無理だ、と言い張るマイ・マザーが12年も歳くった後で乗るか~?
と心配していたら、2人乗りもできるんですって。
すると、すかさず、マイ・マザーが2人なら乗る!と言うもんだから、私的には1人で乗りたかったのに、ラクダ2人乗りに決定・・・。
ポイントのすぐ近くに、駐車場ならぬ、駐ラクダ場があって、そこで2人乗りの人からラクダに乗ることに。
乗る前に、マイ・マザーが「私は後ろに乗る」って言うから、とんでもない!とやめさせました。
だって、前の人は前に棒のような持ち手があるけど、後ろの人は背中側にしか持ち手がない。
そんな芸当が、あんたにできますか?って話でしょ?
それを見て、納得したらしいマイ・マザーはラクダを操縦?するおっさんに近づいて行きました。
そのラクダは、というと、もちろん、座り込んでいるわけですが、座っていても背中が高い。
どうやって乗るんだ?と思っていたら、おっさんも慣れたもの。
重いであろうマイ・マザーを、どうやったのかわからない早技で、ラクダの上にヒョイと乗せました。
どうやら、独特の持ち上げ方があるんでしょうけど、素早くてわからない。
そうこうするうちに、私もおっさんにあっという間に、何がどうなったのかわからないうちに、マイ・マザーの後ろに乗せられていました。
問題は、座っているラクダが、立ち上がる瞬間。
一応、ゴマちゃんが前もって、後ろ脚から立ち上がるから、その時は後ろに体をそらして、と説明してくれました。
だけど、そんな余裕、ないっすよ~!
だって、立ち上がるのなんて、ラクダの気分次第でしょ?
結局、何か合図をしてくれるわけもなく、いきなり立ち上がりました。
で、気づいたら、ものすごい高い位置から、他のラクダを見下ろしていました。
当然のことながら、2人乗りのラクダって1人用のラクダより、大きいんですよ。
だから、胴周りもハンパなく広い。
私たちの短い足では、その胴周りにまたがるのも、至難の業。
その上、バランスを取らなくちゃだし、私は後ろ手に棒をつかまなくちゃだし。
さらには、止まっている間はよかったけれど、これが歩き出したら!
なんて、乗り心地が悪いんでしょ!
足を踏み出す度に、ガックンガックン。左右に、ガックンガックン。
他の参加者のラクダはどうなったのか、というと、私の後ろ手で持っている棒に、ラクダが繋がれ、さらにその後ろにもう1匹。
といった風に、3匹連結で絶景ポイントまで移動、となりました。
つまりは、私たちのラクダが先頭で、それをおっさんが引いて行く、といった状況。
感覚としては、歩いた方が早いんじゃね?といったスピードです。
マイ・マザーは前の棒につかまるだけで、必死の形相。
私は、というと、ガックンガックン揺れながらも、写真を撮ろうと必死。
ハンパない手ブレの中で、何枚かは撮れました。
そして、もういいよ~、と思う場所までガックンガックン揺られて、着いた場所から見えたピラミッドがこんな。
ここで、操縦士のおっさんが写真を撮ってくれる、と言うので、ラクダの上からカメラを渡すと数枚撮ってくれました。
後で見たら・・・、ピラミッドが写ってねーじゃん!
これじゃ、どこで撮ったかわかんねーじゃん!という写真でありました。
その後、どこまで行くんだろ?と思っていたら、「メンカウラー王」の周りにある「衛星ピラミッド」という小さな3つのピラミッドのそばを過ぎ、その先で終了。
ちなみに、この「衛星ピラミッド」というのは、中に礼拝堂があって、王妃たちが埋葬された、と考えられているモノであります。
降りる時も、いきなりラクダが座り込んで、あっという間に降ろされていました。
前もって、おっさんに払うチップを1人1ドル用意しておくように、と言われていたので、マイ・マザーの分もまとめて私が渡したら、おっさん、さらにチップを要求。
というのも、私はくれたけど、マイ・マザーはくれてない、という考えらしい。
私の渡し方がいけなかったのもあるけど、そう考えるかね~。
で、結局、2ドル余計に、払わされるハメに。
これからは、各自でチップを渡すようにしましたけどね・・・。
・・・エジプトってシビアだわ~。






