3日目の予定は、午前中、「オスロ市内観光」。
「オスロ」は小さな街で、世界遺産もなく、特に見所がないせいか、ツアーによっては首都であるにもかかわらず、立ち寄ることもない場所です。
ベルゲン同様、この「オスロ」もフィヨルドの入江にある街。
外海からは、100kmも奥まった場所にあります。
過去には、「オスロ」ではなく、「クリスチャニア」なんて名前で呼ばれていた時代もあったんだそうですよ。
そんな、「オスロ」の市内観光へと出発した私たち。外は、大降りの雨。
バスの車窓から見える景色は、バスの窓を伝わる雨の滴だけ。
ホテルを出てすぐ、左手に見えますのが、「オペラハウス」です、という案内が、現地ガイドさんからありました。
だけど、雨の滴の向こうに見える「オペラハウス」、写真も撮りようがない。
ちなみに、この「オペラハウス」、という建物。
2008年に完成した、国立オペラ&バレエ劇場。
大理石製で、地上から屋根までが斜めにつながっているため、好き勝手に屋根の上まであがって、歩くことができる、というユニークな建物。
次に、市内を巡って案内があったのが、「オスロ大聖堂」。
こちら、1697年に完成したルーテル派の聖堂、ということだけど、あくまで車内から見るだけ。
これをちゃんと見ないで、他に何を見るんだろう?って感じ。
賑わった通りに入ったな、と思うと、そこが「カール・ヨハンス通り」。
オスロ中央駅から延びる、オスロの目抜き通りです。
といっても、車内からでは、片側しか見えないので、よくわかりません。
私の座っていた右側には、「グランド・ホテル」というのが見えました。
1874年オープンの、オスロを代表する超高級ホテル。
有名なのは、1階にある「カフェ・グランド」。
19世紀の後半、オスロの芸術家たちが集まっていた、という伝統的なカフェ。
ノルウェーを代表する芸術家、「ムンク」や「イプセン」が利用していたとか。
そんなカフェだって、車窓でさっと見るだけ。
オスロ一番の見所であるはずの、現ノルウェー国王の住居となっている「王宮」ですら、気づいた時には通り過ぎておりました。
重要な観光地をほとんど見ず、そのままバスは市内を通過。
その後、バスはどこへ向かったのか、というと、オスロの街を開いたとされるヴァイキング王たちが活躍していた時代に使用していた船を展示している、「ヴァイキング船博物館」でした。
ノルウェー=ヴァイキング、というのが結びつかない人も多いと思います。
8~11世紀にかけて、スカンジナビアの街からヨーロッパの各地に勢力を伸ばしていった人々を総称して、「ヴァイキング」と呼ぶんだそうですよ。
なんか、「ヴァイキング」なんていうと、もっと暑い場所の人たちって考えてしまいますが、実は違うんです。
その「ヴァイキング」たちが発明して、遠出を可能にした「ヴァイキング船」というのが、フィヨルドから発掘されて、展示されているんだそうです。
そんな「ヴァイキング船博物館」にやって来た私たち。
街の中心から、約15分ほど離れた場所にありました。
駐車場で降ろされると、その博物館に雨の中、小走りで向かいました。
建物の入口で添乗員さんから、入場券をもらいました。
この博物館の入場券は、柄がたくさんあるようで、我が家も2種類の券をゲット。
その券をチェックする人もいない中、先に目を向けると、すぐ目の前に、そのお船がドーンとありました。
こちら、ヴァイキング船の「オーセベルグ号」。
目の前にありすぎて、これなら入場券がなくても、入口から見えちゃうって感じ。
特徴的なのは、船の舳先がくるりん、と丸くなっていること。
舳先だけ見ると、ものすごくかわいらしい全長が21.5m、幅5.1mのお船。
館内には、この船の他に、「ゴークスター号」、「テューネ号」という2隻がありますが、そちらはほぼ残骸、といった感じ。
完全なる形をしているのは、この「オーセベルグ号」だけ。
それにしても、これが1000年以上も前の船だっていうんだから、スゴいよね?
ただ、メインとなる船を最初に見せてしまうから、あとはもうつまらない博物館。
現地ガイドさんが、事細かく、イヤホンガイドで説明をしてくれましたが、ハッキリ言って迷惑でした。
だって、説明が長すぎて、売店やトイレに行ったりする時間が少ししかなくなった!
おかげで、売店に駆け込み、よく見もしないでグッズを買うハメに。
それでも、急いでいた割に、いい物が買えました。
「ヴァイキング」風のネックレス、そして、ヴァイキング船と国旗柄のピンバッジ。
これら、2つで118クローネ。約1700円かぁ・・・、やっぱ高いな・・・。








