転職の面接では最終学歴ではなく最終●●歴を聞かれる! | 職場コミュニケーションの専門家 アンディ中村のブログ

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都内の一部上場商社に勤める現役のサラリーマンでありながら、「職場コミュニケーション」をテーマに、副業セミナー講師として活躍している私 アンディ中村の、日々の出来事を書き綴ります。

 

こんにちは。
53歳で転職に成功したアンディ中村です。

前回は、履歴書と職務経歴書の書き方のコツについて説明しました。

 

 


今回は、面接についてのお話です。

私が、2022年5月に某大手商社(仮にS社としておきます)の1次面接を受けた時の話です。


面接官「あ、最初に申し上げておきますが・・・」

私「はい、なんでしょう?」

面接官「実は、昨今の面接では、いわゆる『最終学歴』ってあまり聞かないんですよ」

私「そうなのですね。言われてみれば、私が大学を出たのは30年以上前です。
50歳を過ぎての転職の面接で『最終学歴』を聞く意味は無いかもしれません。」

面接官「そうなんです、おっしゃる通り50歳を過ぎての転職の面接で『最終学歴』を
聞く意味は無いと思います。その代わり・・・」

私「その代わり?」

面接官「はい、私どもでは『最終学歴』の代わりに『最終学習歴』を聞いています。
    あなたは、直近で何を学習しましたか?その理由と成果を教えてください」

私「はい、私が直近で学習したことは・・・」


おわかりいただけたでしょうか?
50歳を過ぎての転職の面接では『最終学歴』ではなく『最終学習歴』が問われるのです。

あなたは、直近で何を学習しましたか?
その学習はなぜ始めたのですか?
その学習をした結果、どのような成果が得られましたか?

を面接で答えられるようにしておくことが重要です。
もちろん『最終学習歴』は、履歴書や職務経歴書に書いておくことを忘れずに!

50歳を過ぎてからの面接では、一般的な質問をすべて確認するだけでなく、これまでの職務での成果をアピールし、なぜこの会社があなたを採用する必要があるのかを説明するエピソードを準備しておくことが大切です。

また、長年の経験によってもたらされるユニークなスキルセットを強調することも重要です。

例えば、将来のビジネスに影響を与える可能性のある特定のトレンドや業界の変化がある場合、この機会に長年の経験を持つ人が、これらの潜在的な問題を解決するためにいかに貴重な人材であるかをアピールしてください。  

年齢を重ねた転職は難しいかもしれませんが、正しい方法で行えば必ず可能です。
これらのヒントを参考に、あなたの経験、実績、そして、あなたのキャリアをすべて強調することで、あなたの転職は成功するはずです。


次回は、50歳以降の転職における「人脈づくり」のコツをお伝えします!

ではでは~