日 時
平 成22年7月28日(水) 11:00~16:00
場所
てくのかわさき 5F 第5研修室 【神奈川・川崎】
JR溝の口駅から7分程度(遠方の方:最寄り新幹線JR品川駅から17分)
講師 有限会社エスティア 代表取締役 工学博士 橋爪 慎治 氏 ≪ 元・(株)神戸製鋼所 ≫
聴 講料

1名につき47,250円(税 込、 テキスト費用・お茶代含む)

※7月16日までにお申込いただいた方は42,000円

※同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円

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ページ移動後、右下にあるカゴにいれる(人数登録、昼食の有無を設定後)


【キーワード】

1.ナノ分散と混練
2.せん断流動分散と伸長流動分散
3.ナノコンポジットの製造技術

【セミナー解説】
ナノ分散状態では、材料強度が異常に大きくなる。そうした状態を作り出す操作である混練作用が、今見直されている。理由も分かってきた。一方、ナノ分散には特異な特性、たとえば光の波長以下の粒子径になる透明特性などから、太陽光発電分野などの最先端技術への応用分野が開けてきている。「ナノ分散と混練作用」と言う観点から、本講演をする。従来採用してきたせん断流動分散には欠点が多すぎる。私は、混練操作を見直す時期に来ていると思っている。それらには、どこに問題点があり、どうすれば改良できるかの議論の出発点にしたい。

【プログラム】

1. 混練とは何か、何が目的か
 1-1.分散の実態
     通常分散からナノ分散へ
 1-2.補強理論
     無機ナノコンポジットの場合
     ポリマーナノ分散の場合

2.せん断流動分散と伸長流動分散
 2-1.せん断流動分散
     不均一分散の実態
     不均一解消のためのいくつかのトライ
 2-2.伸長流動分散
     分散メカニズム、理論
     均一分散の実態

3.ナノコンポジットの製造技術
 3-1.無機ナノコンポジット
      ゾルゲル法(インシチュー法)
      層関挿入法
      高せん断法
      スラリー分散法
 3-2.非相溶性ポリマーナノ分散の方法と可能性

4.トピックス

5.受講者からのリクエスト内容

※開催日の1週間前まで

【質疑応答・名刺交換】

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日 時
平 成22年7月30日(金) 10:30~16:00
場所
 【神奈川・川崎】 川崎市産業振興会館 第1研修室
講師 第1部 平野技術士事務所 代表, 加飾技術研究会 代表理事 平野 輝美 氏 博士(工学),技術士(化学)
(株)表面化工研究所 代表取締役,加飾技術研究会 理事 橋本 智 氏

第2部 元ヤマハファインテック(株) カーパーツ事業部 池谷 太一  氏

第3部 セイコーエプソン(株) 機器デザインセンター 部長 酒井 宏明  氏 
聴 講料 1名につき47,250円(税 込、 テキスト費用・お茶代含む)

要 (無料会員登録) 7月20日(火)までお申込いただいた方は通常価格より5,250円の早期割引

昼 食代は別途1,050円徴収いたします
※同一法人より2名でのお申し込みの場合、73,500円

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第1部 銀鏡塗装の開発と表面加工、光沢感・意匠性の市場ニーズ分析

【10:30~12:00】

【キーワード】

1.加飾技術

2.銀鏡塗装

3.商品訴求性

【講演趣旨】

金属調の表面加飾技術として注目される銀鏡塗装について,その開発の背景と開発の経過を簡単に説明する.銀鏡塗装の優位性である環境適性や初期投資の少な いことなど,特徴を十分に活用いただきたい.そして,耐久性等劇的な向上などの最近の成果をご紹介する。

【プログラム】

1.表面加飾と市場ニーズ(平野)

1-1 加飾技術の意義

 1-2 ニーズ(お客様)から見た加飾技術

 1-3 加飾技術研究会から見た加飾技術銀鏡塗装

2.銀鏡塗装の開発経過(平野)

 2-1 特許から見た銀鏡塗装

 2-2 権利化されている特許と銀鏡塗装

3.銀鏡塗装の現状と将来(橋本)

 3-1 金属調加飾

 3-2 銀鏡塗装

 3-3 銀鏡塗装による金属調加飾

 3-4 他の技術との比較

4.銀鏡塗装の高機能化(橋本)

4-1 銀鏡塗装の課題とその解決

4-2 新しい機能と応用の可能性

 4-3 生産技術としての銀鏡塗装

5.まとめ(橋本)


【質疑応答・名刺交換】





第2部 木目を生かした鏡面研磨塗装仕上げ技術とその適用事例

【13:00-14:15】

【キーワード】

1.不飽和ポリエステル樹脂塗料

2.木材クリアー塗装

3.自動車用木目内装部品


【講演主旨】

多種多様な木材を使用した家具塗装は着色の仕方で色光沢が変わるだけでなく、木目の見え方立体感も変化します。塗装仕上げと形はデザイン性と作業性に密接 な関係があります。ここでは最も木目がよく見える鏡面研磨塗装について素材木材、構成、塗装工程、適応例を紹介します。


【プログラム】

1.木材塗装仕上げの例、家具塗装から

 1-1 オイルフィニッシュ

 1-2 ポリウレタン目止め仕上げ

 1-3 ラッカーアンティーク仕上げ

 1-4 不飽和ポリエステル樹脂塗料鏡面研磨仕上げ

2.塗装素材としての木材

 2-1 多種多様で意匠性に富む

 2-2 生きている天然素材をいかに使うか

2-3 鏡面仕上げに必要な下地構成

3.木目を生かすとは

 3-1 汎用木材は平均化する

 3-2 貴重木材は特徴を生かす

4.不飽和ポリエステル樹脂塗料を使用した鏡面研磨仕上げ

4-1 塗装工程

4-2 適用事例

【質疑応答・名刺交換】





第3部 新型カラリオのピアノブラック外装による感性品質の向上

【14:30-16:00】

【キーワード】

1.ピアノブラック

2.感性品質向上

3.商品開発事例

【講演主旨】

エプソンの新型インクジェットプリンターの商品開発におけるデザイン性向上の取り組みと、環境負荷低減、塗装コスト削減、高級感向上を実現したピアノブ ラック外装開発の事例を紹介し、さらに社内における外装技術開発の取り組みについて紹介する。また、商品の感性品質や利益率を高めるために、デザイン開発 と外装開発が共同する事の重要性について講演する。


1.新型カラリオの開発

 1-1. 商品戦略と特徴

 1-2. デザイン性向上プロジェクト

 1-3. 外装と商品ラインナップ

2.外装技術開発の取り組み

 2-1. 横断型開発活動

 2-2. 環境負荷低減・塗装レス活動

 2-3. 開発テーマの設定

 2-4. ピアノブラックの開発

3.ピアノブラックの実現

 3-1. 開発に向けた課題

 3-2. 実現のための成型技術

 3-3. 耐傷性の向上(加飾シボ技術)

4.感性品質を高める外装開発

 4-1. ブランド評価への波及

 4-2. 時代性・他業界動向の分析

 4-3. 感性品質の展開と実現に向けた社内協力

【質疑応答 名刺交換】
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日 時
平 成22年7月29日(木) 10:30~16:30
場所
 【神奈川・川崎】 川崎市教育文化会館 第5学習室
講師

芝浦工業大学 材料工学科 非常勤講師 工学博士 髙谷 克彦(たかや かつひこ) 氏(元・旭化成)

 【著作・受賞・経歴】
・元旭化成㈱ ・高分子学会(編)高分子辞典(第3版)編集委員
・経済産業省・環境省PRTR排出量等算出マニュアル検討委員(平成13年3月)

聴 講料 1名につき47,250円(税 込、 テキスト費用・お茶代含む)

⇒7月20日までにお申込みいただいた方は1名につき42,000円(税込、テキスト費用・お茶代含む) 要会員登録(無料)

※同一法人より2名でのお申し込みの場合、73,500円。

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【キーワード】
1.軽量で加工性・生産性に優れる有機高分子材料
2.異なる特性を両立させたアロイ/ブレンドによる機能付与
3.キーとなる相溶化技術

【講演趣旨】
ポリマーアロイ/ブレンド技術により屈折率、透明性、複屈折等を制御した光学的材料の開発ついて概説し、応用例について紹介する。


【プログラム】
1.分子量と分子量分布に関する高分子材料の性質
 1-1 高分子材料の分子量と分子量分布
 1-2 リビングポリマー
 1-3 高分子高重合体
 1-4 高分子材料の光学特性、磨耗性等の分子量依存性

2.ポリマーアロイ/ブレンド材料の光学特性
 2-1 高分子材料における屈折率の分子量や温度への依存性
 2-2 溶解度パラメーターと相溶性

3.ポリマーアロイ/ブレンド材料の光学的応用
 3-1 記録材料
 3-2 調光材料
 3-3 屈折率分布傾斜構造を用いた光学材料

4.その他の光学材料
4-1 低複屈折材料の開発
4-2 共重合技術の応用

【質疑応答 名刺交換】

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