セミナー概要
セミナー番号
S01061

講 師
医療機器技術情報協会 代表 川端 隆司 氏
対 象 医療機器開発に関心のある技術者、担当者
会 場
日 時
平成22年10月21日(木) 12:30~16:30 
定 員 25名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料

1名につき45,150円(税込、テキスト費用・お茶代を含む)

※10月8日までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒39,900円会員登録(無料)
◆早期割引:お申込の際に人数登録で“1名(早期割引申込:新規会員登録者のみ)”をご選択ください

◆同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円

◆詳細・お申し込みはこちらから◆
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【プログラム】 ※講演趣旨はページ下部に記載しております。

1.そのテーマに人生をかける価値ありますか  

2.医療・福祉機器事業の価値
 S社 まやかしのCSRと本物

3.研究と技術開発、技術開発と事業開発の違い
 届いてこそ価値が生まれる

4.社内に潰される有望事業の種
 有望テーマほど社内で潰されやすい

5.有望新規事業を潰す真犯人           

6.勝ち過ぎの後に新事業なし
 K社、A社

7.開発に成功して事業に成功せず
 T社

8.潰されないテーマ・事業化提案の仕方
 高い大きな山容とそこに至る道のりで示す

9.具体的戦術と兵站に裏打ちされない戦略に価値なし

10.検索情報はコピー情報
 原点と現場で考えることが不可欠

11.頭で考えず、手と足で考える
 具体的に動いて情報をとる。

12.すべて『てづくり』は効率的か
 H社

13.新しいことは良いことか
 医療機器における新規性の考察

14.不得手でも勘所は譲らない
 A社

15.急がば回れ 戦略を用いて手に入れる
 Z社 製品  A社 販売 海外工場  

16.登るべき峰が見えているから出来ること
 A社 販売

17.色即是空 空即是色 試される企業哲学
 砂漠の朝顔 心が離れると一瞬に雲散霧消   

18.出口は重要  出口から考える事業開発


【質疑応答・名刺交換】

【講演趣旨】

既存事業分野の空洞化、産業構造の変化に直面、新たな需要創造として、医療・福祉分野への参入を狙う企業が増え、自社の手持ち技術・材料で製品開発を始めようとしている企業が増えている。
しかしながら、どの分野にも、日向と日影、障壁と落とし穴がある。 現場情報を探査、参入のための成功要因(Key Facter)を確保、その後の事業成長戦略を描くことなく、技術開発に挑むことは、地図を持たずエベレストに挑戦することに等しい。遭難・凍死が落ちである。

現在、政府に成長戦略を求める声が大きいが、有能な企業経営者は、本当に政府の成長戦略が自社の経営改善に有効だと信じているだろうか。政府のプランに乗っかればみんながハッピーになるような甘い環境ではない。自らの企業、個別プロジェクトに成長戦略を作れず、政府の技術開発マップや、成長戦略をなぞったようなプロジェクトを抱える企業で、新規事業が成功するはずがない。事業における成功には、製品やサービスの差別化ばかりでなく、その運用や経営者の志を含めた、固有の成長戦略の差別化そのものが不可欠となる。

既成の企業ではなく、もし有能なあなたが、小さな自らの所持金のみで商売を始め、大きな事業を目指す夢を持った場合、YKK創業者、吉田忠雄『善の循環』の例を出すまでもなく、いきなり大きな賭けをしたり、夢のようなプランを持つはずがなく、段階を踏んで具体的なプランを実行していくだろう。そして、ある段階になると、その瞳の先には、目指すべき峰がはっきりと見えてくる。また、なぜその峰に登るのか、また、どのようなルート、戦略、戦術を通して登頂できそうかも見えてくるはずである。その峰が見えなければ、現在の努力や投入も意味を失う。

既存企業の蓄積を使った、新規事業としての医療・福祉機器分野への参入は、企業の力を活用、多少の投入を行えるので、ゼロからの出発ではないが、成功のためには、ほとんど同じ手順を短縮し、目指すべき峰を早期に見つけ、この峰を登頂するようなものである。販路まで出来上がっている既存事業とは大きく様相を異にする。新規事業を立ち上げたプロの少ない企業では、個別の小さな製品一つでは、開発に成功しても、企業を支えるための手段としては小さすぎると考えられ、すべてのテーマは捨てられる。従って新規の開発は成功しない。

個別の小さな製品開発であっても、登るべき峰と、その高の、そこから見える景色について概要を示し、そこに至るべき登頂戦略があれば、その『はじめの一歩』としての開発提案は、役員会でも経営判断が行いやすいであろう。開発提案を行うなら、これを出発点として、どのような峰を目指すのか考える必要がある。

最近の研究管理に関する既存のセミナーでは、既存の研究管理手法を用いた、テーマの分析や数値的評価、プロジェクト管理に関するものが多い。しかしながら、特に、医療・福祉機器分野の開発において、テーマ選択、基礎技術の検討から、技術開発、製品開発、事業分野の開発までを一つの『流れ』としてとらえ、実例を織り込んで、基本的な考え方やプロセスについて述べたものは少ない。本セミナーでは、いくつかの実例を用いながら(勿論、名前はマスクさせて頂きます)解説いたします。


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番 号
S01081

講 師
松浦技術士事務所 所長 松浦 徹也 氏

ハヤシビジネスサポートオフィス 代表 林 譲 氏. (元・京セラ(株) 取締役)
対 象 韓国GHSに課題のある技術者、担当者
会 場
日 時
平成22年10月15日(金) 12:30~16:30 
 【16:15講義終了。16:15-16:30:Q&A。16:30-16:50個別相談(予約制)】
定 員 25 名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料
お申込
1名につき43,050円(税込、 テキスト費用・お茶代を含む)

※10月5日までに初めてお申込される新規会員登録者は39,900円

※同一法人より2名でのお申し込みの場合、73,500円

◆早期割引:お申込確認メールでは通常料金で提示されますが早期割引を適用した価格の請求書を送付

◆詳細・お申し込み はこちらから◆
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【講演主旨】

韓国産業安全保健法は単一物質について2010年7月1日、混合物質は2013年7月1日から分類、表示が適用される。一方、有害化学物質管理法は、単一物質は2011年7月1日、混合物質は2013年7月1日から分類、表示が適用される。韓国でも分類、表示はGHSを導入しているが、国連GHSや日本などとは異なっている。
6月30日前に製造または、輸入する者が販売して、すでに市場に流通していたり事業主が使用中である在庫品に対し、単一物質の場合、1年間、混合物質は2年間従来規定にともなう警告表示を共に使うことができる。
このセミナーでは、韓国の揺れ動く化学物質規制、分類・表示と製品含有化学物質規制のポイントと改正動向を解説する。


【キーワード】
1.統計的パテントマップ
2.技術開発に有用なパテントマップ
3.特許電子図書館の活用


【プログラム】

1.化学物質規制法の概要
 (1)化学物質政策の特徴
 (2)有害化学物質管理法
 (3)産業安全保険法
 (4)危険安全管理法
 (5)REACH規則対応
 (6)トピックス

2.韓国のラベル表示とMSDS
 (1)国連GHSの概要
 (2)韓国GHSの概要
 (3)他国との違い
   EU CLP規則との違い
   JIS Z 7250~7252との違い
 (4)トピックス

Q&A【16:15~16:30】

個別相談(予約制 2社)【16:30-16:50】


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セミナー概要

セミナー番号
S00901

講 師
信州大学 准教授 木村 睦 氏
山形大学大学院 理工学研究科 教授 廣瀬 文彦 氏
(独)産業技術総合研究所 計測 フロンティア研究部門 主任研究員 加藤 隆二 氏
対 象 色素に関係する技術者、担当者
会 場
産業振興会館 第2研修室  【神奈川・川崎市】
JR、京急川崎駅から徒歩7分
日 時
平成22年9月29日(水) 10:30~16:15
定 員 25名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料

1名につき52,500円(税込、テキスト費用・お茶代を含む)

※9月17日までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒47,500円⇒(要会員登録無料)
◆早期割引:お申込の際に人数登録で“1名(早期割引申込:新規会員登録者のみ)”をご選択ください

◆同一法人より2名でのお申し込みの場合、79,800円
昼食ありの場合プラス1,050円

◆詳細・お申し込みはこちらから◆
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第1部 ナノ環境制御による多機能大環状機能性色素の開発

【10:30-12:00】
信州大学 准教授 木村 睦 氏

【講演主旨】
金属ポルフィリンとフタロシアニン錯体を中心とし、分子周辺のナノ環境制御による特異な機能発現について概説する。

【プログラム】

1.金属ポルフィリン・フタロシアニン錯体の特徴

2.生体内の大環状化合物

3.孤立化
 3.1 デンドリマー内への包含による機能変化
 3.2 色素増感太陽電池用色素

4.自己組織化
 4.1 一次元ナノファイバー
 4.2 二次元ナノチャンネル

5.多機能分子材料としての機能性色素

 【質疑応答 名刺交換】

第2部 界面制御による色素増感太陽電池の高効率化


【13:00-14:30】
山形大学大学院 理工学研究科 教授 廣瀬 文彦 氏

【講演主旨】
高効率な太陽電池製造を実現するには、色素増感型に限らず、発電阻害要因をよく分析してそれに応じたプロセス改良を行う必要があります。本講演では、発電界面の化学組成、分子構造、不純物の有無を高感度で分析することが可能な多重内部反射赤外吸収分光を用いた発電界面分析例とそれに基づいたプロセス改良例について紹介します。

【プログラム】

1.色素増感太陽電池の概論

2.多重内部反射赤外吸収分光の概説

3.N719色素を吸着させた酸化チタン薄膜の赤外吸収分光観察と電池作製プロセス改善事例

4.透明導電膜/酸化チタン電極界面の形成技術

5.発電界面の不純物分析事例

 【質疑応答 名刺交換】

第3部 レーザー分光による色素増感太陽電池の機能解析


【14:45-16:15】
(独)産業技術総合研究所 計測 フロンティア研究部門 主任研究員 加藤 隆二 氏

【講演主旨】
色素増感太陽電池に使われる各種色素の機能について、パルスレーザーを用いた分光法を駆使した研究の概略について述べ、高性能デバイスへ向けた指針を議論する。

【プログラム】

1.色素増感太陽電池の構造

2.色素増感太陽電池の色素に求められる機能

3.光物理過程の概略

4.レーザー分光の原理

5.光誘起電荷分離過程

6.電荷再結合過程

7.色素の安定性の起源

 【質疑応答 名刺交換】

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