一番街から五番街に移った風俗嬢を聞いた

 

 

 

今は一階にバーバリーが入っているビル

昔は新宿3丁目の角の銀行は消え

 

 

 

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「ビルから人が落ちてきた」「何も着ていない女性も」「内部温度は700度に」 44人が死亡した「歌舞伎町ビル火災」地獄の現場

配信

  • 若い頃は新宿や渋谷の雑居ビルの店に飲みにも行ったが、こう言う火災が頻繁にあったので、入る前にある程度チェックしてやばそうなところにはいかないようになった。店構えが大きくても、迷路みたいになってて、窓が塞がれてる店も同様。電気が落ちたら非常灯だけでは逃げ出せない。今は、小さく強力な懐中電灯をカバンに入れてる。スマホより安心。大体、閉所恐怖症ぽいので行かなくて正解。バス放火事件や京アニ事件もそうだけど、ガソリン撒かれて放火されたらどんなとこでもそうとうヤバイ。

 
  • 私と直接的付き合いは無かったが親戚がこの火災で亡くなりました…正直記事が蒸し返される度心が痛む…ただこの事故がきっかけで雑居ビルの点検や消防の立ち入り検査など全国的に厳しく規制されたのでそこは良かったと思います

 

 

デイリー新潮

地獄絵図と化した現場に飛び交う怒号と絶叫。その時、何が起きていたのか――

 8月9日、新宿・歌舞伎町の雑居ビルで火災が発生した。幸いけが人などは出なかったものの「歌舞伎町」「雑居ビル」「火災」と並ぶと、「あの災害」を思い出す方も少なくないだろう。

 

  【写真を見る】地獄と化した歌舞伎町 「上から人が落ちて来た!」……「セクハラクリニック」などの看板が見える現場ビル  

 

それは皮肉にも「防災の日」の大惨事だった。今から23年前の2001年9月1日未明、新宿・歌舞伎町で発生した雑居ビルの火災は、1982年のホテル・ニュージャパン火災を上回る44人もの犠牲者を出すこととなった。 「まだ逃げ遅れがいるぞ」「もうダメだ」――一転して地獄絵図と化した現場に飛び交う怒号と絶叫。

  その時、何が起きていたのか。

迫真のレポートである(「週刊新潮」2001年9月13日号の記事をもとに再構成しました)。  ***

週末のにぎわう歌舞伎町で

現在の新宿・歌舞伎町

「さあ、セーラー服いかがっすか、触り放題、もみ放題、1時間5000円で飲み放題、いかがっすか」  深夜零時を回り、日付はすでに9月1日に変わっていた。

  靖国通りからコマ劇場に向かう歌舞伎町一番街に位置する「明星56ビル」前では、呼び込みたちが、週末の雑踏を行き交うサラリーマンや酔客に盛んに声をかけていた。

  火災が発生した4階建ての同ビルは、1階に歌舞伎町の大人向けサービス店の案内や割引券を置く情報店、2階に女性が特殊なコスチュームを着てサービスするクラブ「セクハラクリニック」、3階にマージャンゲーム店「一休」、4階にクラブ「スーパールーズ」が入居する典型的な雑居ビル。間口は5メートルほどと狭いが、奥行きは約16メートルもあるいわゆるペンシルビルだ。

  このうち、男性18人、女性10人と全体の半数以上の犠牲者を出したのが、4階の「スーパールーズ」である。 「いらっしゃいませェ」  エレベーターが開くと、すぐ目の前にあるカウンターにズラリと腰かけた、色とりどりのセーラー服にルーズソックス姿の女の子たちが振り向く。照明を落とした薄暗い店内を左手の奥に進むと、壁に沿ってコの字形にソファーが並び、女性はテーブルを挟んで1対1で接客してくれる。 「つい先日も楽しんできたばかりでした。中には家庭に複雑な事情を抱えている女の子もいましたが、若くて明るい子が多かった。でも、よく指名していた女の子も今回は亡くなってしまって……」  と常連客の一人は言う。 「40分から50分に1回のダウンタイムというお触りサービスが売り物でした。突然、音楽が激しく鳴り始め2000円のチップを払うと女の子がお客の膝の上に“抱っこちゃん”スタイルで乗っかって、セーラー服の前の部分をはだけて、“痛いから、かむのはやめてね”“下はダメよ”などと言いながら、10分近くもサービスをしてくれるんです」  かつて同店に勤務していた女性(19)によれば、 「個室サービスなどはありませんでしたが、セット料金が税別で6900円からと手頃なせいか、よくサラリーマンの接待などにも使われていました。いつもいる女の子は平日で8人くらい、週末で10人ちょっと。何人かは専門誌に写真入りで紹介されたこともあります。面接の時、店長には過激なサービスはないから、と言われましたが、お客さんとの交渉次第ではかなりのことをさせている女の子もいましたね」  この手の“抱っこ”を売りにした店はこの3~4年で急速に増えたという。 「歌舞伎町エリアだけでも50店は下らない」(事情通)

  火元になった3階のマージャンゲーム店「一休」では、その時テレビマージャンに興じていた15人の客全員が犠牲になった。従業員5人のうち通りに面した避難口や反対側にある厨房の窓から外に飛び降りて3人が助かったが、2人は重傷を負っている。

 

人がドーンと落ちてきた

 異変は突然、訪れた。 「時刻は1時前でした。通りで呼び込みをしていたら、いきなり僕のすぐ近くにドーンと男の人が落ちてきたんです」  と話すのは、近所のカラオケ店の店員だ。 「最初は自殺だと思ったんですが、エプロンをしていたので、すぐマージャンゲーム店の従業員だということが分かりました。上を見ると、非常窓を覆っていたビニール製の宣伝幕が突き破られ、その穴から白い煙が噴き出していました。男性は頬からこめかみにかけて血だらけでした。それがフラフラ立ち上がり、ビルの中に入ろうとするので慌てて引き止めたんです」  前後して、「バーン、バーン」という爆発音を通行人や住民が聞いている。隣接するビルの飲食店店主が言う。 「ヤクザの抗争でも始まったのかと思いましたが、続いてすぐに“火事だ”という叫び声がした。周囲にキナくさい臭いが瞬く間に立ち込め、外を見るとビルの3階から煙が出ているのが分かりましたが、その時点では炎はまだ確認できなかったので、せいぜいボヤ程度かと思っていたんです」  だが、それが未曾有の大惨事の幕開けだった。 「火が出ているぞ」「消防車はまだか」「ビルの中に客が残っているらしいぞ」――。  たちまちのうちに数百人以上に膨れ上がった野次馬たちの怒号と喧騒の中で、最も早く現場に駆け付けたのは、新宿消防署・大久保出張所のポンプ中隊6名だった。 「119番の第一報は、午前0時59分の”歌舞伎町1丁目のビルから人が転落した“という救急要請でした。それが1時を回ったところで”火事です。火の手が上がっています“という通報が間を置かず入り始めたため、直ちに”一斉対応“を取りました」(東京消防庁の担当者)  ビル前に駆け付けた中隊長に、飛び降りた従業員が、 「3階が燃えています。店の中に従業員5人、客が15人ほどいます」  と申告。さらには、 「建物の裏にも飛び下りた人が何人かいるらしい」「4階の『スーパールーズ』から女の子たちが全然出てこない」  といった情報が飛び交う。  1階の情報店はすでに閉店していたが、2階のクラブからは残っていた女性数人が降りてきた。地下1階のカジノとクラブからも、このころ、ようやく火事に気付いた客や女性が表に逃げ出した。 「状況からビル内に逃げ遅れが相当数いるのは間違いありませんでした。そのため続いて到着した新宿救助隊と協力して、屋内の階段から、まず2階まで注水しながら徐々に前進しましたが、すでに熱と煙が充満して思うように進めない。階段は狭く、大人1人がようやく通れる幅でした」  と、消防隊員は言う。 「火元とみられる3階に進入した時点では、当初はついていた電気も消え、真っ暗な中に炎が見えた。そこで階段の踊り場に到着する前に体を伏せ、2人一組で互いに腰に命綱を回して、先を行く者が携帯投光器を持ちました。暗がりの中を、背後から援護注水を受けながら、横の壁と床を手で確認しながら進みました」  だが、ようやく3階の「一休」に進入した隊員が発見したのは、一様に出口と反対側に頭を向けて倒れている犠牲者たちの無残な姿だった。 「3階の人たちは、煙から逃れようとしたのか店の奥に集中していました。消防隊員は逃げ遅れを見つけると、必ず“おい、大丈夫か、しっかりしろ”と声をかけます。そして体を軽く揺すり、少しでも意識があると、自分が付けている空気呼吸器を被害者の口に当てるのですが、今回の現場では、一目で“これはダメだ”と分かる状態でした」

 

ビル内は700度にも

 この時点で、ビル内の温度は400度から700度にまで達している。すでに蒸し焼き同然だった。一方で到着した2台のはしご車による屋上から4階への進入も図られた。  救助に当たった隊員が言う。 「こちらは3階に比べると入り口付近から奥にかけてフロア全体に倒れていました。従業員や女の子は通りに面した更衣室側に窓があるのを知っていたためなのか、頭をそちらに向けた人も多かった」  中には衣服を身にまとっていない被害者もいた。一見するとストッキングや靴下だけをはいているようだが、それは表皮が焼けただれたものだった。 「被害者の大部分は、真っ黒というよりも、体の表皮が焼け落ち、ピンク色の肌が見えていた。これはどの火災現場でもそうですが、煙を吸って一酸化炭素中毒で亡くなる人は皆、ツルツルでツヤのあるマネキン人形のようになるのです。もっとも、搬出は小柄な女性でも、ぐったりして普段の体重よりも1.5倍は重く感じるため、困難を極めました」(救助隊員)  火災発生から現場で取材を続けたジャーナリストが言う。 「何も着ていない女性、髪が溶け、黒焦げでネクタイだけ残った男性など次々にはしご車で降ろされてきましたが、誰一人ピクリともせず、全員死んでいることは明白でした。マスコミ関係者に断続的に行われた心肺停止者の発表も当初8人だったのが17人となり、25人、33人と増えていく毎にどよめきが上がりました」  最終的に44人の犠牲者を出し、午前6時44分鎮火。救出活動は5時間半に及んだ。  ***  のちにこのビルの防災体制には不備が数々あったことが判明している。それらが犠牲者を増やした可能性は極めて高い。ビルのオーナーらは管理責任を問われて有罪判決を受けている。しかし、もともとの原因となった放火犯は不明なままである。  歌舞伎町はいまなお多くの人を引きつける繁華街だが、店や人が密集していることにはリスクがあるというのも忘れてはなるまい。

デイリー新潮編集部

新潮社

 

 

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