シベリアの夜長を古代史に夢を馳せて〜その469〜 |  アンドロゴス生涯学習研究所

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今日は、月曜、私の居るマンションは若返り工事とかで、騒々しくてかなわんのです。
それでも、一本くらいは書けるだろうと思って、我慢して書きます。

今日は5Gの話の続きで、アンテナに特化した話をしましょう。
基本的なことは「〜その150〜」で書きましたが、電波のことを知らないひとには、何だか分からない話だったと思われます。


これは昔のレーダーの、アンテナ、基台の部分に装備したメカニカルスキャナによって、上部がクルクル回転します。


観測部では、こんな絵が見えることになります。
(これはただのイラストだけど)

つまり、このパラボラ(方物面鏡)の正面にだけ電波を発射し、また感度があることになります。
それで、たとえば、機械的に、歯車やモータが故障すると、機器全体が機能を失ってしまうのです。
そんなの、ヤダという向きには、現代では電子的にスキャンするアンテナが用意されています。


これはクルクル回すのが目的ではなく、このアクティブアンテナは、ある二次元の視野を持っているので、好きな方向に向けて、ズーミングして見ることもできるのです。


これは、その平板の中身で、多数の能動素子から成っています。
このひとつひとつが独立したアンテナになっており、直接強力な電波を出したり(送信)、微弱な電波を合成して(受信)、強い信号にすることもできるのです。

とくに、このタイプのアンテナは、それぞれの素子の出力を束ねた形になりますので、出力は掛け算になり、メガワットの電波として焼き鳥を作る能力もあるので、電波をリレーして送電に使うこともできるのです。


こういった仕掛は、スターリンクのような、10000個以上も衛星を繋ぐのに応用することができます。


衛星というより、アクティブフェーズドアレイアンテナに、大容量キャパシタ、イオンスラスタを搭載しただけの、非常に質量の小さい物体ですね。
高度と衛星間の距離をとるためにイオンエンジンを用いているので、燃料の補給無しに長期間通信機能を提供することができます。
つまり、電気だけで、飛び続けていると考えてください。

世界中にいくつかのサービスサイトを備えて、インターネット等のネットワーク環境を構成するのです。


これは、サービスサイト用と思われる地上局キットです。
数千個の衛星に電力を供給します。
ソーラパネルが高度に進化したあかつきには1000km以上の高さに上げたサービス衛星から電力を供給するつもりなのでしょう。



イーロンマスクがウクライナに提供した地上局は、いつでも、通信を禁止できるような簡易地上局だったと思われます。
事実、ロシアを攻撃するために通信網を使おうとしたところ、コマンド一発でリンクを切られたそうです。



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