アジアの3強…、といっても…
以下、新華経済より転載
アジアの空軍3強は日中印、韓国空軍は1対1ならすべてを凌駕する可能性―米メディア(http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/408788/
)
米誌ナショナル・インタレストのウェブサイトは1月24日、パターソン外交・国際商業スクールのロバート・ファーレイ准教授による「空中戦力 アジアでもっとも致命的な3つの空軍」という文章を発表した。参考消息が8日報じた。
空中戦力は第2次世界大戦終了以降、戦争や軍事バランス、平和条約制定において大きな役割を果たしてきた。力のある空軍には、単に戦闘機だけでなく、戦略的空輸を可能にする輸送機、空中偵察を続け制空権を保つための哨戒機も必要だ。
日本の航空自衛隊は1954年に生まれた。戦後の平和条約によって自衛隊は準軍事組織とされているが、日本自身の先進技術と米国による各種飛行機の提供により、強い空中部隊を作り上げた。F-15やF-2といった第4世代、第4.5世代の戦闘機300機を持つほか、巨大な空中哨戒機隊、1中隊の戦闘機の持続飛行を可能にする空中給油機を持つ。
米国、さらには近年では韓国との合同演習、北朝鮮、ロシア、中国による挑発に対する警戒も航空自衛隊の質を高めている要因だ。一方、日本の武器購入計画は決していつも順風満帆とは限らない。
インドの空軍はソ連の技術と英国の訓練・管理体系を組み合わせて、パキスタン空軍の西側諸国制飛行機に対抗。2004年から印パ両国が競うように行った4回の軍事演習では、インド空軍パイロットの優位性が示された。
インドは第4世代、第4.5世代戦闘機300機と、大量のミグ-21戦闘機を所有している。また補助戦力として200機の攻撃機を持つほか、C-17輸送機を購入するなどして輸送能力、空中給油能力、哨戒能力を高めた。一方、ロシアと共同開発したPAK-FA戦闘機の投入問題、フランスのダッソー・アビアシオンの戦闘機ラファールの購入問題を抱えている。
30年前には第3世代戦闘機の製造も困難だった中国空軍だが、今では第4世代、第4.5世代戦闘機を600機持つほか、旧式の要撃機、攻撃機を所有している。その多くは殲-10、殲-11を含む国産機だ。さらに現在、殲-20と殲-31ステルス戦闘機を開発している。
大型輸送機、戦略輸送機、空中哨戒機の数も絶えず増えており、中国国境一体や東シナ海、南シナ海にまで広い活動範囲を持つに至った。さらに訓練も強化しており、パイロットの飛行時間は10年前に比べてはるかに多く、米空軍パイロットをも凌ぐほどだ。
一方、とくにエンジンを中心とした製品の生産品質が依然としておぼつかない。国外の技術に非常に依存しているのが現状だ。ただ、機体や生産能力という点では、中国がアジアで最も大きな飛行機製造国なのである。
このほか、韓国空軍は1対1で上記の国の空軍と比較した場合、いずれも凌駕する可能性がある。しかし、自前の先進的な第5世代戦闘機がなく、空中給油能力も獲得できていない。また、太平洋に大量の軍事力を配備している米空軍を含めるとなると、アジアで強い空軍の序列も変化することになる。
以上、転載終わり
詳しくはこちら、The National Interest Online(http://nationalinterest.org/feature/fire-the-sky-the-3-most-deadly-air-forces-asia-12103
)
一にも二も中国が無茶やってるからでそれに…、対抗というかたちでしょうか。
記事では韓国空軍の評価高いようですが、実際はどうなんでしょうか、稼動機50パーセントといいますし…
日本はなんといっても記事に「武器購入計画は決していつも順風満帆とは限らない」とあるようにF22の取得に失敗したこと…
F35を取得予定ですが本命は「心神」…
しかし、これもこのままいけばものになるのは20年後か…
現代戦では制空権(航空優勢)は絶対、とくに日本のように「専守防衛」を謳っているのならなおさら…
日本の主力はF15、アップデートは行われていますが70年代に開発された機体。
「心神」の一刻も早い装備化、望みます。