ついにロシア軍が動いたか…
以下、読売新聞より転載
ウクライナに露戦車侵入か…戦闘で35人死傷(http://www.yomiuri.co.jp/world/20140613-OYT1T50189.html?from=ytop_ylist
)
【キエフ=工藤武人】ウクライナの通信社ウニアンは13日、ウクライナ軍が同国東部で親露派武装集団との戦闘の末、戦車2両や軍用車両5台を破壊したと伝えた。
兵士4人が死亡、31人が負傷したという。ウクライナ暫定政府のアワコフ内相は12日、ロシアからウクライナ東部に戦車や軍用車両が侵入したと明らかにしたが、破壊した戦車などが越境してきたものかどうかは不明だ。
ウクライナ側が主張する戦車の越境について、ロシア外務省は12日、「捏造ねつぞうだ」と否定したが、ポロシェンコ大統領は同日、ロシアのプーチン大統領に電話で「受け入れられない」と抗議した。
両国は8日以降、全欧安保協力機構(OSCE◎)の仲介で、東部の和平に向けた協議を続けており、戦車越境が今後の協議に影響する可能性がある。ウクライナのデシツァ外相は12日の記者会見で、ウクライナ側の提案にロシアから返答がないと説明し、不信感をあらわにした。
以上、転載終わり
ロシア側の報道によると
以下、The Voice of Russia より転載
ドネツク義勇軍に 戦車3両あらわる
自ら独立を宣言しているドネツク人民共和国の義勇軍は、自分達の武器として3両の戦車を手に入れた。リア-ノーヴォスチ通信が、義勇軍参謀本部の発表として伝えた。
義勇軍スポークスマンは「我々が戦車を手にした事を認める。戦車は、最も戦況が困難な場所に送られるだろう」と述べた。
いくつかの情報によれば、12日、戦車のうち1両は、ドネツク州サウル-モギラ(ドネツク丘陵にある200から300メートル級の丘の一つ)地区でのウクライナ国家親衛隊との戦闘で使用された。
戦車がどこから入手されたのかについて、義勇軍側は明らかにしていない。
スネジノエやトレスの町で目撃した人達の話では、戦車はТ-70 型か Т-72.型だということだ。
以上、転載終わり
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_13/273482879/
詳しくはこちら、Lenta.ru(http://lenta.ru/news/2014/06/13/tanks/
)
と、あくまでも義勇軍がどこかから入手したことになっています。
私的にはまだロシア軍は動いていないと考えます。
いま動いても米国の思う壺、メリットがありません。
たぶん動かないでしょうが(クリミアだけで十分)、もし動くとするともっと泥沼化してロシア系住民の被害が大きくなってから、そして電撃的にキエフまで攻め込むでしょう。