自信があるのかアホなのか…
以下、新華経済より転載
米国の得意分野に巨額投資で対抗・・中国の対米軍備競争方針に「米国は喜んでいる」―カナダ軍事メディア(http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/383978/
)
カナダの華字軍事誌「漢和防務評論」の最新号は、米中の軍備競争がかつての米ソ軍備競争とは似て非なるものであり、戦闘機など米国の得意分野への対抗に巨額投資する中国の方向性に米国は「喜んでいる」とする評論記事を掲載した。中国メディア・環球軍事が報じた。
記事はまず、かつての米ソ軍備競争について紹介。ソ連は資本主義社会から締め出されたなかで、空母などの米国が得意とする分野を捨て、米国の弱点分野を重点的に開発する「非対称による優位性」路線を一貫して進んだとした。
これと比較する形で、現在の米中軍備競争について解説し、中国が殲―20などの戦闘機や空母建造といった、米国が得意とする分野に巨額の財力を投じて勝とうとする「対象による優位性」を追求していると指摘。中国に勝ち目がないのは明らかであり、このような財力の消費を「米国はとても喜んでいる」とした。
さらに、高負荷な軍備競争により経済破綻したソ連に顕著だった「複数の工場による類似軍備の重複製造」が中国国内に見られると論じ、その背景には労働者の雇用確保という側面があるとも分析した。
その一方で、現在の中国は市場化による経済発展にも成功しており、ソ連のように軍備競争が経済の足を引っ張ることはないうえ、国際市場を通じて最先端の軍民両用技術を手に入れることも可能であるとした。
記事は最後に、現在の発展スピードや軍備規模からみて、中国がすでに日、英、仏、ロシア、インドをはるかに上回る世界第2の力を持つようになった論じた。そのうえで「政治権力争いと同様、ナンバー2の役回りというのが最も難しいのだ」と結んだ。
詳しくはこちら、(http://www.nownews.com/n/2014/05/29/1253286
)
ソ連は空母を建造しましたが、あれは平時は砲艦外交、戦時は潜水艦護衛ですからね。
中国は米国と同じ土俵に立とうとしています。
「非対称による優位性」路線を歩んだソ連でさえ根を上げたのに…
ところで米国が「非対称による優位性」を得意とするところ。
米国の戦い方は、例えていえば「サッカー」しようとピッチに立ったら「ラグビー」してきた、こんな感じでしょうか。
中国、どこまで付いていけるでしょうか。