ロシアでは「赦しの日曜日(赦罪の主日)」を迎えています。
以下、The Voice of Russia より転載
冬を送り春を迎えるマースレニツァ週間の最終日の2日、正教徒たちは、「赦しの日曜日」を祝っている。なお3日から大斎期が始まる。
「赦しの日曜日」には、清らかな心で大斎期に入るために、互いの罪を赦しあう。この日は、近しい人や知人だけでなく、悪気がないのに嫌な思いをさせてしまった人々に対しても赦しを乞う習慣がある。信心深い信者ではない人々も、親戚や友人に電話して赦しを乞う。その時、赦しを求められた側は、「神は赦している。私も赦す!」とこたえる。
マースレニツァ週間の最終日は、慈善活動や近しい人々と過ごすための時間だ。そのため、聖体礼儀が終わった後、多くの教会では、チャリティーバザーや子供や若者のためのイベントが行われる。
モスクワでは、ツァリーツィナ公園で大規模なチャリティーバザーが開かれる。手作りのおもちゃや民芸品、自家製の焼き菓子、紅茶、ロシア版クレープ「ブリヌィ」などが販売されるほか、マスタークラスやロシアの民族遊びなども行われる。
収益金は、孤児院や精神病・精神障害者の施設へ寄付される。
以上、転載終わり
あすから「復活祭」の準備に入ります。