ロシアにとってウクライナって
なんか旅行ガイドブックなどでウクライナの首都・キエフのことを「古都」、日本の京都のように書いてあるのがあります。
私もロシアとウクライナの関係って、そんな感じと思っていました。
ウクライナからの帰り、こんなことがありました。
ソ連崩壊後です。
ウクライナの地方都市からロシアのモスクワへ
飛行機の便は私の感覚では国内線です、実際モスクワの空港もシュレメチボではありません。
モスクワの空港に着き、飛行機からバスにのりターミナルへ
その時、車が走ってきてバスを止め男性空港職員が2人乗り込んできました。
私を見つけると
「降りろ」と
「えーっ、なんじゃ?」
と思っていると
他の乗客が「なんでこの人だけ降ろすんだ」とその職員にくってかかる
これ日本じゃありえないですよね。国内線に外国人が1人乗っていてその人が空港職員に連れていかれるのをくってかかる日本人って、まあいないでしょ。
何人かの人がくってかかってくれたのでですが、私はその職員の車に
そのとき乗客のほとんどが私のことを心配そうに見ていました、人情お国,まじ嬉しかったです。
で、空港内の建物の一室に連れて行かれ、パスポートをとられ、「ここで待て」と
理由を聞いても答えてくれません。
待つこと約30分
ロシアのスタンプが押された私のパスポートが返ってきました。
ああっ、そういうこと!
理由が分かりました。
ロシアとウクライナは別の国ですが、ロシア人にとっては“自国”
だから、空港も国内線でロシアに入国するウクライナ人はパスポートを見せるだけ(中も開きません)
でも、その便に一人だけ乗っていた“外国人”の私は別
で、本来は飛行機着いたときに車が待っているはずがなんらかの事情で遅れ(ロシア人らしい)、バスを止めることになったようです。
なかなか貴重な体験でした。
ロシアとウクライナの関係っていうか、ロシア人の感覚分かりましたか?