本当の脅威、中国のミサイル | andrewさんのブログ

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北朝鮮の弾道ミサイルは日本のマスゴミでも騒ぎますが、本当の脅威は中国ミサイル。

そのなかでも中国の巡航ミサイルについて戦略技術分析センターのヴァシーリー カシン(Василий Кашин)氏が分析しています。

以下、The Voice of Russia より転載

中国の巡航ミサイルがもつ重要な役割

米国の「プロジェクト2049インスティチュート」による評価では、中国は現在、「最も精度の高い」巡航ミサイルを開発しており、それは日本を含めたアジア太平洋各国を攻撃する能力をもつことになるという。地上配備のCJ-100だけをとってみても500発になる可能性もあり、これが真実であるならば、地域の軍事状況に影響を与えるキーファクターになるともいえる。そのように戦略技術分析センターのワシリー・カシン専門家は考えている。

このようなミサイルを迎撃することは、その軌道の予測不可能性から困難である。数十発、もしくは数百発の巡航ミサイルを同時に発射すれば、その一部が対空防衛システムによって迎撃できるに過ぎない。攻撃によって被るインフラ被害は甚大なものとなる。

中国の諸隣国で核兵器を持つ国は、中国がすでに精度の高い巡航ミサイルを所有しているということを頭に入れておく必要がある。もし日本がいつか核兵器を持つことになるならば、中国は通常戦力で相手を無力化するための兵器をもっていることを知るべきである。

巡航ミサイルの配備先としては現在建造中の052D型駆逐艦だろう。おそらく潜水艦にも配備されることになる。全体として中国は米国に次ぐ巡航ミサイル保有国として、またその運搬手段の多様性という意味でも、かなり確信をもった地位を占めつつある。米国は世界に分散しているが、中国の巡航ミサイルは今のところ中国国内に集中しており、統一管理されている。

最も重要な問題は、中国の巡航ミサイルが核弾頭を搭載することができるかどうか、である。潜在的にそのような可能性はある。中国の巡航ミサイルはソビエトのX55ミサイルを土台にしている。これは2000年代初めにウクライナから購入したものだ。X55ミサイルは核弾頭を搭載可能だ。

多くの調査によれば、中国のCJ-10ミサイルは潜在的にそのような能力があると考えられているが、それを現実に証明出来るものはない。今後、もっと距離の長い、ステルス性を持つ新型ミサイルが開発され、人民解放軍が長距離爆撃機および空中補給機を持って以降、そのような能力が生まれるのかもしれない。

その場合、現在徐々に進んでいる地域における中国の軍事的優位は、決定的なものとなる。地域の他の国は中国と軍事的に争うことは出来なくなるのである。

以上、転載終わり

詳しくはこちら、VOR(http://radiovr.com.cn/2014_02_26/264261097/)

気になる点は

「もし日本がいつか核兵器を持つことになるならば、中国は通常戦力で相手を無力化するための兵器をもっていることを知るべきである」

日本の核武装なんて、まさにアンドロメダの彼方の話。

と、いうことは

「軍事的優位は、決定的なものとなる。地域の他の国は中国と軍事的に争うことは出来なくなる」

がはやくも現実となってしまいます。

思い切った備え、早急に必要です。