ごぶさたしております。
月に1度の(いつのまにかこのペース・・・)ブログ更新です。
実は私、昨年末に病気が発見され、1月に手術をし、2月から長い治療が始まりました。
治療のプロセスとしては第二段階に入り、やっと体も少し楽になりました。
いろいろとご心配いただいた方、お手伝い下さった方、ありがとうございます。
前回のブログにも書きましたが、この第二段階に入ったタイミングで女中さんが不在に・・・
私の誕生日は5月末、そして長女は6月初旬。
小さなお誕生会を家でしたいなと思っていました。
女中さんは、私の誕生日の日に戻ってくると言って田舎に帰ったので、2つの誕生会は決行することにして、お友達に軽く声をかけました。
ペルーでは、外で派手な誕生会をしない場合も、誕生日の日には親しい人たちが家にお祝いを言いに来る習慣があります。私も、ほかのお家にお誕生祝いに伺いましたが、お酒を飲まないおうちは食事会、飲むおうちは飲み会で、その後は音楽をかけて踊り。フィエスタ感が濃くなります。私はもちろん後者。何しろ初めてなので、義従姉妹に買い物から手伝ってもらって簡単なおつまみでおもてなしをしました。 飲み物はゲストの男性にお願いしました。
ゲストは昔の友だちと最近の友達に別れたのですが、昔の友達=日系人、最近の友達=ペルー人。
日系の友達とは日本で知り合いもうかれこれ16年来のおつきあい。彼らの各々の帰国時期のずれなどで、ここで何十年かぶりに遭遇する人たちもいて、プチ同窓会になりました。ほぼ空だった冷蔵庫がコマーシャルのように缶ビールで満タンに!まあ気心のしれた人たちなので、勝手にお皿を出し、持ってきてくれた食べ物を並べてくれたり、床が汚れていれば勝手に掃除用具を持ち出し掃除、ゴミもきれいにゴミ袋に、お皿やコップも途中で洗ってくれる・・・と。家に初めてきたとは思えない、まあありがたい友達です。彼らはこういう習慣があり、よく働きます。なので、日本でもよく集まり、大勢でBBQをしたり、海に行ったり、小さなイベントもよく主催していました。そして、満タンになった冷蔵庫のビールはちゃんと全部空にして帰りました。その量はゴミ袋大3個!恐るべし!
さて、新しい友達=ペルー人はおもに子供たちの友達のお母さん、いわゆるママ友と、私が仕事で知り合った人たち。彼らはソファに座り、面識がなくてもいろいろな話題をふり、冗談もいいながらみんなで盛り上がります。子供の話が全く出ないところがまた嬉しい。子供はめちゃくちゃに可愛がりますが、大人の時間も大切にします。スペイン語においての、この社交術と会話のセンスを私も身につけたいものです。飲み物み物はカクテルやワイン。ちょうどバーマンの経験のある女性の友達も来てくれたので、カクテルは一切彼女にお願い。ほろ酔い気分で少し踊って、楽しい会になりました。
こどもたちがくれたオリジナルカードです
日付が変わり、午前0時にみんなに祝福してもらい、ケーキのろうそくを吹き消し、その後みなさまが帰り、明け方から熟睡、よい目覚めの日曜の朝・・・女中さんは来ません。パーティーの翌朝来て掃除します、って言ってたのになあ・・・
その1週間後、女中さんはまだ帰ってきませんが、長女のパーティーも決行。
今度はお昼間だし、、子供たちと掃除をし、おつまみの買い物や作り方もマスターしたので簡単にできました。
このデコレーションケーキは食べられません。ろうそく用。そして、ほんものはお揃いのカップケーキ。お友達にお願いしました。かわいいカードまでつけてくれて、大満足!
誕生日当日の金曜日に学校のクラスでお祝いをし、翌日の土曜日は家で去年幼稚園で同じクラスだったお友達を少しだけお招きしてお祝いしました。少しと言っても兄弟姉妹と母、あるいは父も来るのでけっこうな人数。でもこちらも楽しい会になりました。
さて女中さんは帰ってくるはずの日からもすでに1カ月が経とうとしている今もまだ戻ってきません。電話すればいいでしょ?は、日本の感覚。彼女の村には電話もありません。携帯の電波も当然届きません。高齢の母さんの具合が悪かったので、何かあったのでは・・・と心配しています。
ただ私もやっと仕事に復帰できるかと思いきや、最低限の家事育児と通院だけで、時間が体力もつかってしまう毎日で、女中さんの存在無しでは何もできません・・・。タイムリミット。
あらゆる知人にお願いしたり、facebookに載せたりして、やっと新しい子が昨日来てくれました。しかし18歳!田舎から去年出てきた子です。親戚の子を預かる気分で躾をしながら働いてもらおうと思っています。続くといいな。
長くなりましたが、最後に自分へのお誕生日プレゼントを公開!
写真の質が悪くてごめんなさい。
実はこの2つの絵を飾るつもりで、壁の色を決めたのです。こちらでは無名アーチストの絵は数限りなく売っていますが、こういった有名な画家のポスターなどの入手は困難。手に入れるのに時間がかかりました。ただ、壁にはなんでもかんでも飾るお国柄なので、額縁屋さんはいたるところに存在。絵だけを扱っている前から目をつけていた額縁やさん。お仕事の完成度を見るために、何度か通っておきましたが、アートへの造詣も深く、すでに仲良しになっていました。仕上がりはもちろん丁寧で大満足。またお願いしたいな。
来月新規オープンを目指して、サロンの準備も頑張っています。
またupします!