この記事は2001年9月に書いたものです。
その3 教会宗教式&パーティー準備
教会での結婚式はもちろん教会選びから始まるのですが、これがまた大変。日本のようにカトリック教会の数がそうなければあきらめもついて待つこともできるのですが、こちらは各地域ごとに教会があるので、まずはその沢山の教会の中から1つ教会を選び出さなければいけません。一般的には自分の住所がある管轄の教会でなけれなならず、水道料金か電気料金の領収書を持って行き、そこに住んでいることを証明するか、お金を払って越境して結婚するかのどちらかの方法。ほとんどの人が住んでいる場所に関係なく自分の好きな教会を選びます。ただ相談に行ったときに最初に聞かれるのは住所なので、管轄区域の住所を言わなければなりません。ある教会に下見に行った時、彼が"わかりません。最近ペルーに帰ってきたばかりなので"と言ったときは係の御姉さんに怒られたので、最終的に式を挙げた教会に下見に行ったときはアンドレアが一人で事務所に行き、"そこのスーパーとマクドナルドの間の道からすぐのところに住んでるんですが、私は外国人で来たばかりなので、道の名前がちょっとわかりません"と言ったら大丈夫でした。我々が選んだ教会は偶然彼の叔母さんが近くに住んでいたので越境手続きはしなくて済みました。
ここにたどり着くまでもまた大変。洗礼証明書、堅信証明書の提出で書類が受理された後、今度は4回の必修講義を聴くこと。これが神父様の講義かとおもえば、最初の3回はそこらへんのあんちゃんの"夫婦とは"という精神論と性教育、恐ろしく退屈なものでした。最後の1回は、神父様と個別の面談。神父様は若くて冗談好きで第一声が"まさか君たち、結婚したいなんて言うんじゃないだろうねー"から始まり部屋に通され自己紹介が終わると、"で、この綺麗なお嬢さんとどうしても結婚したいっていうわけ?今から本当に結婚する心の準備ができているか調べるよ"。神父様はポーランド人でペルーに来て6年。インターナショナルな結婚式となります。
教会式を行う人は、そのあとに教会の横にあるサロンで簡単な挨拶をして軽食を振舞うのが一般的。中国系ペルー人の彼と日本人の私は、ペルー、中国、日本の料理を少しずつとりいれたおいしい軽食のビュッフェをたのみ、シャンパンとケーキで振舞う計画でした。で、その後披露宴はしないで、家族だけでゆっくり食事をしようかなと思っていました。ここまでは準備万端、計画どおりに進んでおりました。ところが、また事件発生。どこかのばか者がこのサロンで何かやらかしたらしく、突然サロン内でもビュッフェ禁止のお達しが出てしまったのです。これが結婚式の1ヶ月前を切っていた!さあどうしよう。披露宴パーティーをやるか、やらないか?しかしながら今から会場探しが間に合うか?!
さて、披露宴パーティーといっても、日本のようにご祝儀の習慣はないのでそれでペイできるわけではないので全部持ち出し。しかしながら招待客は結婚してる人は全員カップルで招待せねばならず、言ってみれば親戚を除いた残りの半分は誰かの奥さんかだんなさんという知らない人軍団。大家族の彼と、なんでペルー人でもなく、来たばっかりのくせにそんなに知り合いがこっちにいるんだよ!のアンドレアの招待客を合わせるとすごい数!サロンでのビュッフェが禁止になってもパーティーはしないつもりでしたが、日本やアメリカからもお客さまが来るし、彼のお母さんは根っからのパーティー好き。もちろん私と彼も大のパーティー好き。ホテル、レンタル会場+ビュッフェ、レストラン、とまた聞き込み調査開始。ぎりぎりに何とか気に入った中華レストランがみつかりました。まずは招待状、メニューの選定、飾り付けのお花屋さんとの打ち合わせ、飲み物の買出し、司会、ミュージック、席を決めることなど、結局前の日も夜の11時までこのレストランにいましたが、なんとか間に合いました。
続く