Andreaのペルー通信パート1  大統領選挙と治安@リマ | Andreaのペルー通信パート2

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リマでアロマテラピーサロンをしております。大好きなペルーの現実を日本に伝えます。コメント大歓迎ですが、ネットエチケット上不適切なものは、承認しませんのでご了承ください。

この記事は、2001年4月に書いたものです


入学式、人事異動、お花見、恋の予感?と楽しい季節がやってきましたね。

ペルーは残暑、48日の大統領&国会議員選出の選挙に向けて、候補者の宣伝もさらに白熱してきました。


その1 選挙の宣伝



政治や宗教の話を書くつもりはないのですが、こちらは直接選挙制なので直前の今、話題は選挙でもちきり。大きな道路の角にはふつうの家の部屋のドア3枚分くらいの大きさのポスターの立て看板が立っています。反対側の角にはほかの候補者のが、その上には道路をまたいでさらにまた他の候補者の横断幕が・・・といったバーゲンセール会場のような状態。一般市民も超盛り上がっています。

信号待ちのときは近すぎると見えないのですが、車で走っていてもはっきり見える大きな看板です。私は不謹慎ながらビジュアル的におもしろがって見ているのですが、ひとりの候補者のテーマソングがすごくかわいくて、それに合わせて彼の政党のシンボルマークのお人形が踊っているんですが、それがなんと水道の蛇口。

フジロックとかなんちゃらフェスティバルのようなかなり大規模な野外コンサート会場のようなところで、壇上は候補者とその家族と蛇口が、満員の客席は彼のブロマイドをもった人々が、彼のテーマソングに合わせて歌って踊っているというテレビCM。


ある候補者は小さい頃の貧乏時代をほうふつとさせる映像から現在にいたるイメージビデオで、もうビッグアーティストのプロモーションビデオ状態。

またある女性候補者は何を勘違いしたのか、工事現場で“もっと仕事を!”と言いながら大き目のスコップをかついでる。

ある白人社会等候補者は有名な黒人歌手と一緒に歌っているそのレコーディング風景。なんだかなー・・・でもそれぞれをほぼそっくり真似しておちょくったコミカルなテレビ番組はかなり笑えます。日本でも物まねのテレビで本人が出てくるのがあるけど、こっちは本人といっしょにでても、ひるむどころかさらにすごいデフォルメや悪いことを言っています。でもって本人も笑ってる。そこで心の広さを見せてるのかな?さて誰が大統領になることやら・・・。



その2 誘拐



ペルーも治安が悪い国ですが、お隣のコロンビアに比べればかわいいもんです。皆様もご存知のように、本当にコロンビアでは3月初めに誘拐事件が発生。

現在の私のボスである社長によると、コロンビアに日本から出張していた人は急遽日本に帰らせたそうです。

なんでもそういうことをすぐ真似するばかものが多いらしくて、私も呼ばれてじゅうぶん気をつけるように言われましたが、

それを彼のセクレタリーに話したら

“そんなの彼ら日本人だけよー 私たち貧乏人には関係ない 関係ない”と一笑されてしまいました。 

いちおう私も日本人なんだけど、ま、それはいいとして、なんで貧乏だってわかったのかなあ? 

そこまで調べ上げてから採用したとは思えないんだけどねー


私の勤め先のオフィスビルは1Fで厳重警備がある上、会社の入り口もガラスドアだけどインターホンつき、

そこを入ってからオフィスに入るガラスドアも鍵つき、さらに私がバトンタッチした駐在員の人も無事日本に帰った今、

社長と彼のセクレタリーと私の3人だけが、さらにもうひとつ鍵つきインターホンつきガラスドアの向こうに隔離されている・・・

というか、役員室の外にも鍵があるという感じです。

世界で2番目に大きい銀行の日本支社に以前派遣されていたときも、各階の出口という出口に鍵がかかっていて

カードキーを忘れるとトイレに行っても戻ってこられないというようなこともあったので、

状況的にはそんなにびっくりしなかったけど、日本に逃げたフジモリさんの影響で日本人に嫌がらせをしたりする人もいるそうで

この鍵をつけたのは昨年の年末最近だそう。 セクレタリーの横には受付を常に映している監視カメラとマイクのモニターもあります。 前の面接であのそでまくり刑事がしつこい取り調べをしたのはそのためだったのかー と納得。

対日本人への嫌がらせも大使館情報によればもうすっかりおさまったそうです。


続く