ぼちぼちCMが始まってますな。
話題の某後継機種への繋ぎと見る人も居てるやろし、
機歴と捉える方々もおるやろな・・。
どちらにしても期待度満点のビッグタイトル!
・・ゆうほどの凄そうな機械ではないってトコか。
いかにもニューギンらしい演出やモード構成。
スペックも普遍的。
店としても、打ち手としても、それ相応の期待度・・?
発売直前までそう思っていて、
さほどの注目はしてなかったのに、
いざ触ってみたら大化け!ゆう機械があったのを思い出した。
機械が変化した訳やないから、化けてはおらんのやけど(笑)
それが前作の天童よしみ。
演出も良かったけど、どんな機械でも好みは人それぞれやから、
詳しくは割愛。強いていえば予告系が良かった。
当時の同社の前後作はわしの評価はかなり低い。
演出は悪くないのに、バランス取りがもうひどくて・・。
試行→修正の繰り返しさえ重ねたらもっとオモロなんのに~!
って印象の機種ばっかりやった。
天童よしみの演出面で最も良かったんは、その「バランス」。
訳も解からず初めて打っても楽しめて、打ち込んで行く愉しさもある。
バランスがええだけで演出は80点以上になるゆうのがわしの時論。
ギンパラ~沖縄までの海がなぜあんなに支持され続けたか、
そしてカリブがなぜすべったのか・・を比べれば解かると思う。
続いてゲージ。ステージが素晴らしい。
可動ブリッジがかなり秀逸やった。異常なまでにヘソ入賞率が高い!
甘いだけならワープが潰されて終わり。それやと諸刃の剣やな。
しかしこのブリッジはネカセに加えて、個体差が非常に大きかった。
中間はむしろ少なく、「バカ甘」か「ハナクソ」のどちらかも同じシマに混在・・
それだけにワープが一律シメゆう事はなかった。
もちろん天国ブリッジ台のワープはいずれ小さくなるけど、
そこさえ見れば打たずともステージの判別が容易に出来る。
試し打ちに実費を遣わんでええのはありがたいのう♪
上の写メの命釘を見て欲しい。
このサイズでも安定して27~28回転はあった。
最後にスペック。
当時はたいていの機種が「確変率50%超・ジャスト50%ミドル・甘デジ」
を中心に3~5スペックが用意されてた。
ヒットした機種もイマイチやった機種も、メインになる軸スペックはあった。
売れてもせいぜい2スペックくらい。これは当然といえば当然。
ミドルを売る前提で機械を作って、甘デジ用にリファインしたり、
その逆やったり。
要はオマケスペックには、多少のひずみが出るからシックリこんのね。
もちろんバランス取りでしっかり擦り合わせればええ機械になるけど。
初代の天童よしみは「ミドル超・ミドル・ライトミドル・3回セット」。
ミドル超とミドルが一応のメイン。前述の演出やゲージやから文句ナシ。
一番美味しかったのは「3回セット」。
ベース有りで時短が付いた権利物と同等やから、これ以上の説明は不要。
ライトミドルは、
「ミニミニモンスターの出玉を倍、確率を1.5倍に」したような感じ。
もしくはガロをあのまま甘デジにしてみたら、こうなった♪みたいな。
言いたいのは「スペックの全バリエーションともが美味しかった!」
・・ゆう点。
同じ意味で評価できるのは、もう少し後に出た初代エヴァくらいか。
人気とか話題性こそ結局は普通な感じやったけど、
演出とゲージの良さ・全スペックが秀逸なんてシリーズは滅多に無い。
点数で評価するとなぜかオール5になってしまう、忘れられん機種。
そこまで狙いすまして作った機械かどうかまでは、知らんけど・・