もともとメモ魔の私。
でもメモ書くより覚えろ！と言われることが多く
書かなきゃ覚えられない私は
落ちこむばかり。
その救世主が
「メモの魔力」だった
というおはなし。
「メモの魔力」って本知ってますか？
SHOWROOM株式会社社長の
前田裕二さんが
2018年のクリスマスに
出された著作です。
そこには、
どんなことでもまずメモを取る
そこからそれを抽象化して
他のこと（自分のこととか）
に転用する。
そうすることで、
夢が叶う
と、まあものすごくざっくりまとめると
そんな内容です。
この本の中では、
抽象化と転用の部分を
深く深く説明されていて
そこが前田さんメモ術の根幹です。
でもね、私にとっては
抽象化とかとは違うところで
前田さんの「メモの魔力」という本は
救世主だったんですよ。
なぜだと思いますか？
・ ・ ・
恥ずかしい話ですが
私は、
学生時代
ちょっと難のある子供でした。
親になった今ならわかります。
多分普通の子供にできることで
私にはできなかったことが
少なくとも２つあります。
１つ目は、
授業を聞けないこと。
すぐに、他のことが気になる。
国語とかは、授業のページより、
他のページが読みたい。
もしくは、
基本的に寝たい。
授業を聞くということが
おそらく苦手な子供だったんです。
もう一つは
記憶力が悪いこと。
長期記憶が難しいんです。
今でも、
人の名前とか顔とか
恐ろしく覚えられません。
全然ダメです。
（というと私もー！とか
覚え方が下手とか
よく言われますが
とにかくやばいレベルです）
この２つは
小学校の時は気にならなかったけど
中学校あたりからは
聞いてないのでもちろん
授業にはついていけない。
重要なところが抜けてるので
途中から聞いてもわからない。
その結果・・
いかにして
ノートを貸してもらうか
が死活問題でした。
いや、ほんとに。
笑い事じゃなくて。
そんなことをやっているとですね
ノート借りすぎな人
になっていくんです。
ノート借りすぎな人は気を使います
次はどうやって借りようかとか
あんまりいい点とったら
貸してくれなくなるとか
で、そんな中
自分でどうにかしようと思い立った時
先生の話を「全部」書き留める方向で
ノートを書くことにしました。
雑談とかも全部です。
雑談は記憶のフックになるとかいうし。
そして外部記憶装置としての
真っ黒いノートが膨大に出来上がりました。
そうして、私はメモ魔になっていきました。
・ ・ ・
でもね、
「綺麗なノート作るより
その間に一つでも覚えたほうがいい」
とか
「ノートとる暇あったら
真剣に聞け！」
とかよく言われたもので
そうすると
「書くこと」ってあまり歓迎されない
「書くこと」は悪いこと
「書くこと」は頭悪い
「書くこと」なんて意味がない
みたいなことが
半分セルフトークになって
聞こえてくるわけです
でも、私は
「書かないと聞けない」し
「書かないと覚えられない」ので
あんまりいいことじゃないらしいと
思いながら書いていて。
というより、書くしか方法が思いつかず。
完全メモ魔になっている私にとっては
メモることは日常で何の苦もなくできるのに
それ以外の方法は
ものすごくエネルギーがいるんです。
そんなこんなで、
否定的なイメージをもちながら
メモ魔として生き続けてきた。
そこへきて、
前田裕二さんの
「メモの魔力」。
私の感想は
抽象化と転用で
夢がかなうことよりもなによりも
「たくさんメモっていいんだ。。。。」
でした
「メモるのっていいことなんだ。。。。。。」
でした
「メモりまくって成功した人がいる」
っていうのは衝撃でした。
だって、メモるなってよく言われてた。
いっぱい書くことに否定的な社会に生きてた。
だからそれは、私の中で
メモることが市民権を得た瞬間で
それはそれは
感動的だったんです。
・ ・ ・
実はちょうどその２週間ほど前に、
グラフィックレコーディングなるものに
出会っていました。
メモ魔とグラレコが
つながっていく話は
明日にしますね。
／
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