親子で治療 | ありがとう「身体」

ありがとう「身体」

なにをするにも体があってのこと。そんな体に関する役立つ情報を東洋医学のプロが発信していきます。病気は自分で治すが基本です。

お母さんが治療にみえて、その後子供も治療させたい、もしくは逆に子供が先でそれから、私もという感じで親子で治療させてもらうことがよくあります。

親子で治療すると、体型や筋肉の質など似たような点があったりしますが、面白いのは症状は違えど、不思議と同じ部分が問題個所になっていたりすることです。

そのようなことは決して珍しいことではなく、遺伝子を通じて何やら共通のものを抱えている可能性を感じずにはいられません。

これは遺伝子の欠陥や異常という話ではなく、誰でも身体にウィークポイントがあるように、親子で似たようなところが弱かったりするんだと思います。

もちろん絶対というわけではありません。そういう傾向がよく現れるという話です。

遺伝子で共通のものがあるということを利用すると、実はお母さんのみ治療、子供のみ治療をするより、二人を同時に治療していくと方が相乗効果が働き、

1+1=2ではなく、それ以上の結果となります。

何故かを考えると、やっぱり共通の遺伝子がキーワードなのかと。

そうはいっても、各々別の肉体を持っていますから、全く同じ治療をしてもだめで、
個人に合わせた内容である必要はありますが、
個人の身体だけに目を向けるより、威力はマシマシです。
経験上それは間違いありません。