感覚統合遊び | 親子心理研究所 ~不登校、登園・登校しぶりの子の「生きる力」を考える~

親子心理研究所 ~不登校、登園・登校しぶりの子の「生きる力」を考える~

親子心理研究所は、不登校、登園・登校しぶりの子の生きる力について考える心理師のチームです。
月に1回~2回、オンラインでお話会をします。
お問い合わせはWEBサイトにお願いいたします。 https://andfinallydare.jimdofree.com/

こんにちは、です。

すっかり秋めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今日はまず感覚統合についてお話したいと思います。

 

私達はそれぞれが五感を使って暮らしています。

感覚統合の働きによって、環境を知り、環境との関係を調節しながら生きています。

感覚統合は、私達と環境をつなぐシステム、脳と体の働きを統合する役割を果たしています。

 

感覚には、五感と呼ばれる視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚がありますが、これ以外にも、体の動きを感じる前庭覚、筋肉の状態を感じる固有受容覚があります。 

又、感覚統合は感覚と感情をつなぐ重要な機能も果たします。

例えば、感覚過敏、感覚刺激を強く求める、姿勢を保つことが苦手、よく物にぶつかる等も感覚統合と関連するといわれます。

 

感覚統合遊びはÀyresによって開発された脳神経生理学に基づく遊びをさします。

子どもの動きを観察し、遊びを通して適した刺激を与え、目と手の協応性やバランス感覚、姿勢保持等を育てていきます。

トランポリンやバランスボール等もその例です。

子どもが『やってみたい』、『上手くいったと実感できる』遊びの体験が一番重要と言われています。

具体的には次回又お話したいと思います。

ありがとう御座いました。