チームメンバーが考える「生きる力」その5 | 親子心理研究所 ~不登校、登園・登校しぶりの子の「生きる力」を考える~

親子心理研究所 ~不登校、登園・登校しぶりの子の「生きる力」を考える~

親子心理研究所は、不登校、登園・登校しぶりの子の生きる力について考える心理師のチームです。
月に1回~2回、オンラインでお話会をします。
お問い合わせはWEBサイトにお願いいたします。 https://andfinallydare.jimdofree.com/

臨床心理士・公認心理師の川本恩です。

「生きる力」ってどんな力か…
深くて難しい問いですが、今現在の私の思う「生きる力」は「自分自身を理解して、大切にできる力」かなと思っています。

学童期になると、少しずつ人と自分を比べることが出来るようになり、

その中で「私はAちゃんより国語は苦手だけれど、算数は得意だな」とか「僕はAくんより走るのは遅いけど、歌は上手いかも」と自分自身を捉えるようになっていきます。


最近よく「自尊感情」とか「自己肯定感」という言葉を耳にし、「自己肯定感を高く!」「自尊感情の高い子に育てよう」と言われますが、

私個人としては自尊感情は高ければ高いほど良いというものでもなく、得意も苦手も含めて自分自身を適切に捉えられることが大切だと思っています。
 

こんな苦手なところもあるけれど、それでもOKニコニコそんな自分も嫌いじゃないウインクと自分自身を理解し受容できるようになることや、自分自身の感情に気付けることは意外と難しいことかも知れません。

さらに、自分の苦手を上手くカバーしたり、避けたり、フォローしてもらったりすることや、自分が辛い時にはそれに気づき、休んだり、人に頼ったりして自分を大事にできることは生きていく上で大切だと感じています飛び出すハート

 

子どもたちの生きる力とは


チームメンバーが考える生きる力 その1

チームメンバーが考える生きる力 その2
チームメンバーが考える生きる力 その3

チームメンバーが考える生きる力 その4

チームメンバーが考える生きる力 その5→この記事

 


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