そろそろ愛知ブランドへの認定やふるさと納税の返礼品に
指定されても良いんじゃないかと個人的には思っている
「川田模型」の新製品、M300GT2を買って組み立てました。
よく訓練されたラジコン野郎なら、
2時間程度で車体が組めてしまうお手軽なキットです。
実際に組んでみて思ったのは、これを設計した人は本当に凄い。
構成部品はFRPの板材を除いて既存部品を流用して初期投資を
徹底的に抑えているにも関わらず、
非常に完成度の高い製品を創造された。
これはイージーセット、イージードライブという
基本コンセプトを追求した結果で、
無駄に新規部品を使わず、実績のある部品を使うところや、
前作での課題を分析し、対策を織り込んでいる部分など、
作った人の意志が伝わりやすい、とても良い車だと感じます。
まだ走らせてないけど。
フロントサスペンションなどは、旧作M300GTから退化して
セッティングポイントが消失しているし、
車体の左右のバランスを取るために、あろうことか
「シャーシをクイクイしろ」とか
メーカーがみずから言う。
とにかく難しい事はせずとも楽に車がドライブ出来るように
気を使っている事が分かります。
そもそも過去に販売された
「1/10Mサイズのダイレクトドライブカー」って
まともな車がありませんでした。
(TE〇HとかT〇CHとか、TECH RacinG 103GT〇ニとか)
元々ニッチなカテゴリーな上に、
出てくるマシンがどれも積極的に心を折りに来ていたので、
すぐに誰もやりたがらなくなった、
というか最初から手を付ける人が皆無でした。
Mシャーシって、メインで遊ぶカテゴリーの「ついで」に
サーキットへ連れて行って、
気分転換に走らせるという人が多いカテゴリーですが、
その気分転換で気分を悪くしていたら本末転倒、
そんなもの誰もやりたがらなくなります。
そういう点から見てこの車は、コンセプトと狙い所が明確で、
まさに「一人一台」持っていて良いマシンなのでは無いかと
思います。
走らせるのが楽しみです。