新しい刺客が来た【C50】 | andewmaのブログ

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涅槃で待つ

まるで見計らっていたのかと思うようなタイミングで、

ST250を手放した翌日、古い友人から電話が掛かって来ました。

 

「親父がスーパーカブ要らんと言っているが引き取ってくれる?」

 

手元にはSV650Sがあるのみで、

これから熱を入れていじって行こうと

思っていた矢先の話でしたが、

「原付」「引き取って」という魅力的なワードが舞い、

とどめに「スーパーカブ」。

 

スーパーカブ、

正直に言ってあまり魅力には感じていませんでしたが、

数年前に社外マニュアルクラッチキットがある事を知ってから、

「ちょっと良いな」

程度に思うようになっていました。

 

 

 

で、先週引き取って来たのですが詳細が良く分からない。

現物の特徴とオーナーの証言を基に調べていくと、

特徴が198385年に製造されたデラックスという奴、

特に8485年製造の個体である事が分かりました。

 

まさか、自分とほぼ同じ年だとは思いませんでした。

バイクに乗っている人の間では、「生まれ年のワイン」

みたいな感じで

自分と同じ年に製造されたバイクに乗る願望が

一定数あるらしいのですが、

確かに、自分と同じ年月を経てなお動き続ける機械というのは、

愛着というか、愛おしさを感じてしまう気持ちもあります。

特にオリジナルと思しき部品がヤレつつも

そのまま使われている部分は、感動すら覚えてます。

 

最初はカブを手に入れたら原型が無くなるほど魔改造してやろうと妄想していましたが、

しばらくはこのままで乗っていようと思います。