個人の経験をありのまま書いてます。

不快な表現があるかもしれません。

妊娠、病気関連苦手な方はお戻り願います。


 


こちらの続きです↓

胞状奇胎治療のための


掻爬手術の日







手術の数時間前から前処置女性トイレ






子宮口を広げるため、


バルーン的なもの(←)を挿入。







これがかなり痛気持ち悪くて


ベッドを借りて、休ませてもらった。







時間になって、術着に着替え


手術室まで歩いて移動走る人






たくさん並んだ手術室。



なんだか寒々しくてまぶしくて


まるで映画のセットみたいで


忘れられない光景だった







手術台に横になり、


諸々説明と準備を受ける







その後のことは。。




覚えてない泣き笑い







何故か記憶が飛んでしまっているけど


とにかく問題なく、手術が終わった。







相変わらず現実味がないものの


その後も病院に何度も通って


経過を順調に過ごした





 


結果私は


全胞状奇胎だった






つまり赤ちゃんが、いなかった。






受精はしたものの、


赤ちゃんはいなかった。








半年以上病院に通ってようやく、


hCG値(妊娠性のホルモン)


リスクのない数値まで下がった。






つまり、完治。









そうして3度目の妊娠を経て


改めてわかったこと





妊娠、出産は

奇跡だ。








胞状奇胎

別名「ぶどう子」とも呼ばれる異常妊娠で
約500妊娠に1回の割合で発生する絨毛性疾患。

精子と卵子の受精の異常によっておこり、母親の卵子由来の核(DNA)が消失し、父親の精子由来の核のみから発生(雄核発生)する全胞状奇胎と、父親からの精子2つと母親からの卵子1つが受精した3倍体から発生する部分胞状奇胎(胎児共存)とに分類される。

全胞状奇胎の10~20%、部分胞状奇胎の0.5~4%の患者さんは、胞状奇胎の後に侵入奇胎という病気へと進行。

また全胞状奇胎の1~2%はさらに悪性の絨毛がんへと進展するといわれている。