昨年4月恵比寿「写真美術館」で『古寺巡礼』

鑑賞…その折に酒田「土門拳記念館」を訪ねたい

と書いていた

「恵比寿で『古寺巡礼』鑑賞〜2023.4月」

やっと行けた「土門拳記念館」

シャープな建物は谷口吉生デザイン 

父の谷口吉郎は土門拳と親交があったそう

日本のグラフィックデザイナーの草分け

亀倉雄策によるロゴ


草野心平「拳湖」…あの🐸の詩人


幸い到着時は雨が上がりエントランスへ


現在の企画展は「植田正治と土門拳」

ー巡りあう砂丘ー

何と!先月訪ねた鳥取ではありませんか!

ポスターは砂丘の2人  手前 土門   奥 植田

年齢的には土門が4歳上  写真に携わったのは

植田の方が早かったそう

土門といえば「ヒロシマ」「筑豊の子どもたち」

「古寺巡礼」…

現在の展示は植田と土門の砂丘での作品が中心

土門の作品は撮影可(SNS等使用では明記する)

植田作品は不可のため 写真は無し…

砂丘を舞台にした見比べは なるほどと納得

ただ 素人にはどちらとも言えないような作品も

何点かあり個性とは何だろう?とも…


こちらは土門の鳥取県「三仏寺」の作品

あの「投げ込み堂」のある寺

カラー作品は土門の他の作品と違った印象


そして唐招提寺の2作品

「千手観音」「校倉」


メイン展示室を後に館内探索…

ギャラリーには勅使河原宏の彫刻3点が並ぶ


企画展示室IIの窓外には同じ勅使河原の庭


エントランスからも見える中庭?には

イサムノグチの彫刻作品

角度を変えて下の石畳とスマホ

館外からもスマホ


土門拳記念館は酒田駅から本数は少ないものの

循環バスがあり 庄内空港からのバスも飛行機の

発着時間に合わせて通るので まぁ足の便は良い

飛行機や列車 バスを乗り継いだとしても

行って良かったといえる場所の一つ…だった

誰にでも勧められる場所ではないけれど

興味があれば是非!植田正治写真美術館の方が

ハードルは高いかと…