Andante ～旅の記録～

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10Oct
- 一緒に旅を楽しみましょう！
  ***********************************　更新再開しました。***********************************写真やテレビでみたお城、映画で見たあの名所。行ってみたらこんなでした。ビックリ・感動・がっかり。。。どれも体験したからこそ。また行けたらいいな行けるかな。心配しなくても大丈夫。ヨーロッパの街は10年20年では変わりません。***記録している旅（地名は宿泊地）***'87.07.10 - 07.20（ツアー）ローマフィレンツェルツェルンパリ'89.06.10 - 06.18ヴェネツィアウィーンロンドン'91.09.03 - 10.04ローマフィレンツェヴィチェンツァフェラーラミラノエヴォレーヌグリュイエールチューリッヒミュンヘンパリブルージュブリュッセルアムステルダムコペンハーゲン '94.09.15 - 09.20（ツアー）イスタンブール '95.06.20 - 06.25ロンドン '97.02.15 - 02.24バルセロナミラノベルンルツェルン'98.01.08 - 01.13パリ'99.09.13 - 09.26ウィーンローマモントルージュネーブ'02.11.19 - 12.05ミラノフェラーラニューンベルク'04.03.01 - 04.02ミラノボローニャミュンヘンウィーンブダペストボローニャプラハドレスデンベルリンアムステルダム'05.11.08 - 12.09ボローニャフェラーラボルツァーノインスブルックブックスバーゼルフランクフルトハンブルクハノーバーケルンブリュッセル
- 評判上々なひとくちお菓子
  思えばトルコ滞在中、お菓子を食べなかったなぁ。チャイに砂糖が入ってるから、甘いものをつまもうとは思わなかったのかも。パン屋さんのショーケースではビスケットのようなものを見かけたんだけど、ハワイ土産のマカデミアチョコのようにあちこちで見かけるお菓子はなかった。帰国の途に着く空港で、お世話になっている部署へのお菓子を慌てて探すmoto。空港だからお菓子くらいあるはずと探すと菓子折り発見！箱に写真が付いているので見てみると。。。四角い物体？キューブ状で白っぽい。もちろんその名は読めない（爆）求肥みたいにむにゅっとした感じの白い（ココナッツがまぶしてあるのかな）一口サイズのお菓子。いくつか種類があるので銘菓なんだろう。しかしコレ、美味しいのかぁ？不安になるけどトルコ土産なんだから、やはりそれらしいものを渡したい。他に目ぼしいものもないので思い切って購入。帰国後、社内便で送っておいた。しばらくして、その部署の方からお礼の電話が。『お土産ありがとう。すごく美味しかったとみんな喜んでるよ。』えっ？アレ美味しいんだ。。。いや、不味いと思って渡したわけじゃないけど味に自信がなかったというかムニャムニャ。しかし相手はお世辞を言っているわけではない模様。あの求肥もどきは美味しかったのか。新鮮な驚き。ちなみに自分用は買わなかったので未だ味はわからない。今回は「食べなかったんだこんなもの」になっちゃったや（汗）ー。
01Oct
- 君の名は。。。まるまろ？
  んーもうちょっと食べたいな。あと１品ってとこ。そんな気配を察したのか、店の人がやってくる。彼の口から出るのは　”まるまろ”　まるまろ、とは？魚？それとも肉？そしてそれはおいしいのか。素材も、ましてや調理方法すら想像もつかないそれ。「おいしいの？」と何度も尋ねる。おいしいと彼らは言うのだけど。。。motoの思いこみ会話、正しいのか？いつもなんのことなしに理解していると思う異国の言葉。しかも今度はトルコ語対日本語。不安がよぎる、が！好き嫌いなし。なんとかなるだろう。まるまろを食べることにする。料理を待っている間、従姉妹どのと名前以外不明な”まるまろ”という言葉がテーブル上に飛び交う（ちょっと空しい）ぐ。。。早く来て私をこの不安から解放してちょ。ドンと１枚の皿が机に置かれる。このてんこ盛りの物体がまるまろ？まるまろ、コレかっ。フォークを手に取りサクっと突き刺して口に運ぶ。これわっ？！　いかリング揚げだぁ！！顔を上げると店の人がおいしいだろって顔で見ている。「まるまろ、おいしいよ」と答えて２コ目へ。衣がサクッとしていて中はアツアツ、やわらかーいイカがふわっと甘い。まるまろ～おいしいよー。て声掛けたよぉ。
07Aug
- さばサンドを食す
  ガラタ橋付近にとまっている小船が数艘。ゆらゆらと波に揺れる船からは湯気と共においしそうな匂いが漂う（ゴックン）船上からの『食べて行けよ』の声を無視できるmotoでなし。覗きこめばヒタヒタの油で魚を焼いている。これが噂のさばサンドか。「食べよっか」と声を掛けると隣の従姉妹どのも『うん』と頷く。名物は美味いものばかりさ！（たぶん）地元の人が食べているのだから、食べられない訳があるまい。２つね、と頼むとフランスパンにさば半身をバンっと入れて、スライスした玉ねぎとトマトを追加。紙に包まれたそれを受け取るとずっしりと重い。２０ｃｍじゃきかないほどの大きさ、２人で１つでもよかったかも。。。船上の１人がすぐ先を指差して何か言ってる。そこにあるのは大きなトマトの缶。近づくと白いものが入っている。塩かな、少しなめてみるとまさにそのもの。味付けは自分でするのだ。大きなさばサンドを左手に持ち、さらさらと食塩をふりかける（こんなもんかな）さて、お味見。ひとくち目はフランスパンのみ、大きくって具まで食べられない。香ばしい匂いが早く食べてと急き立てる（わかってる！わかってるって！！）恥も外聞もかなぐり捨て、大口開けよう食すために。ん？んん？？香ばしく焼かれたさばの旨みがじわ～っとくる。そしてスライスした玉ねぎがこれまた利いてておいしぃぃぃぃぃぃぃ（果てしなく続く）魚臭くなくていけます！きっとこんがりと揚げるように焼いてるため＆玉ねぎの効果なんだろうなぁ。「おいしいよね～」もぐもぐしながら訴える私に従姉妹どのは呟いた。『骨、いっぱい。。。』んにゃ？骨？魚だからね。なんだか意思の疎通が悪い。どうした？彼女のさば半身には骨が付いているというのだ。ということは。。。この魚は２枚卸。普通３枚卸にするよねぇ、サンドなんだから。だからと言って彼女のために何もしてあげられないmotoは、ひたすら自分のを食べ続きましたとさ。うそうそ、「骨取っちゃいな」って声掛けたよぉ。
04Aug
- ローストビーフは銀のドームの中に
  初めてロースとビーフを食べた店をいまだ覚えている。階段を下りて地下に入っていくその店の名は。。。Ｂａｒｏｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｂｅｅｆ　！まさに、「肉食べるぞぉ」の意気込みに相応しい名前じゃないか。内装も重厚な感じで、気に入っちゃったもんね。さて、店の名の通りビーフをいただこうかね。友人と２人で本場のローストビーフを体験だ！このときmotoは外国の肉はサイズが大きい、しか頭になかった。もちろんお皿にのってくるんだと思ってたし。しかしローストビーフの登場は、こんなに派手だったんだ。カラカラと音を立てて近づいてくるワゴン。そこには銀の大きなドームがのっていた。ニッコリ笑うウェイター。。。何をするのか？この時点でもわからず、引きつり笑いで対抗するmoto。クルッと蓋が横に滑って、肉の塊が出てきたぁぁぁ。これぞまさに、ローストビーフだ。ほら、切るよ！ってな具合に大きな塊肉をいちま～い！にま～い！！って切ってお皿に並べる。肉の横にはヨークシャープディング。グサッと刺して２人の皿にのせていく。ホースラディッシュがのって。。。その度にまるでパフォーマンスを見せるかのように給仕して行く。ゴックン。。。グレイビーソースを掛けて、目の前に皿が出されたときは夢見心地。心の中は既に、デリ～シャス。でもローストビーフって作って置いておくんだね。そりゃ、こんな塊すぐには焼けないよ。なんて話ながら食べ始める。ソ。。。ソースが美味い！！！このソースをつけて食べるヨークシャープディングが最高。この瞬間、帰国したら是非ヨークシャープディングなるものを作ろうと思ったほど。主役の肉はね、とってもミディアムだったから噛みきるのに苦労したよ。ナイフがなまじ切れるものだったから、口に入れるまでわからなかったけど。そんな苦労すら私達は思った。あぁ、大英帝国。。。
29Jul
- ケーキのようなオープンサンド
  バーゼル駅（スイス・フランス側）にはミグロが入ってる。スイスでお世話になるスーパーのひとつだ。宿泊ホテルに近く、構内とあって遅くまで営業しているので安心。集中レジで会計をするのとは別に入口近くではパン・お惣菜等を扱っている。パンやケーキ類をひとつだけ買うのもアリだしお肉料理と付け合せのポテトを量り売りで買うことも出来る。今日は少しだけ食べたい気分だったのでお惣菜売場の隣、オープンサンドがずらりと並んだ中から２つを選んだ。サーモンの上にちょこんと乗ったレモンスライスとオニオンの飾りが細かい。。。そんなところが素敵♪もうひとつはソフトサラミの上にミニのポーチドエッグにトマト。選んだものを日本でいうケーキ用パックに詰めてくれるの。どうどう？ホテルに持ち帰りシャワーを浴びてからいっただっきま～す！見た目でもわかるようにシンプルな味。サーモンは良い具合に塩が効いてて白ワインに合うの。サラミの方に少しだけのっているピクルスが味を引き締める。こちらにはビールが合うよ。今日のお供はお城印のビールと白のハーフワイン。これらはミグロ側の酒屋さんで買ったもの。スイス在住・Yさんのご主人が教えてくれた店なのです。いったいmotoってどれだけ呑むと思われてるのかぁ（笑）ビールも良く冷えてて日本人向き。駅でドリンクから食事、デザートまで揃うんだ。オープンサンド好きのmotoは他のオープンサンドも食べたくなって翌日も買いに行ってしまった。ツナとポテトにきゅうりが入ってる２種類。素材が決め細やかなパテになっていて初日に食べたのと比べたらまったり系かな。日にちがあればもっと挑戦していたと思う。
27Jul
- ラビットくらい知っている
  ルツェルンで夕食に出掛けたときのこと、お昼が軽いものだった私達はナイフ&フォークの食事をするべく川沿いの２階の店に向かった。う～ん肉料理がいいなぁと考えながら地元の人達で賑わうバースペースを横目に、おそらく観光客ばかりと思われる奥の食事をするスペースに案内された。見渡せば日本人はいないけどアメリカ系の方々がちらほら。といっても団体客がいるわけでないのでゆっくり出来そう。手渡されたメニューを開くとフランス語のオンパレード。げげげっ私達が思うまもなく英語でご説明致しますとやってくるマネージャーらしき男性。うん、フランス語よりはね♪位の理解度だけどお願いする。よく考えたらスイスで肉料理ってあまり食べたことがない。ランチに入ってたラムやハムくらいだな。なにが名物肉なのかもわからないことに気づく。う～ん、どれを食べたら美味しいんだろう？食べたいものは美味しいもの。それだけは決まってるのだ。がしかし。。。そのとき私の耳はある単語をキャッチした。うさぎ、そういえば数日前に滞在したスペインのバルセロナにある市場でうさぎを見たな。無情に吊るされたそれを見て食べた～い！と発言し白い視線を叔母から受けたものの、食べたいものはやはり食べたいのだよ。そんなことを思い出しメインはうさぎに決定！注文を済ませたのだった。日本ではなかなか食べれないから楽しみだな♪すっかり自分の世界に入っていたmoto。そこに注文を取った人が戻ってきた。品切れなの？と思いきや、何度も『ラビット』を繰り返している。『これはラビットだよ』って言われなくても知ってるよ。さっきもそういったじゃないか。日本人だから食べないと思ったのか。はたまた英語がわからないから確認してくれてるのかも知れないけど、motoだってラビットがポークやビーフじゃないことくらい理解してるんだよ。うさぎでしょ？う・さ・ぎ！！！（手でウサ耳作った）ちょっと大人気ない本音かもだけど空腹には勝てないのさ。彼は散々確認した後、厨房へ戻った。そしてうさぎのローストが登場。motoは臆することなくザクッといったね。これでいいのよと言わんばかりに。安心したでしょう？にっこりと微笑んでおいたけど、その微笑みは勝ち誇った顔だったかもしれない。香草を利かせたその料理は、念を入れたかいあって（？）とっても美味しかった。結構淡白だから、日本人にはイケルと思うよ。ただイメージが先行してダメという人はやっぱりダメなんだろうな。美味しいのに。。。
22Jul
- ひとりぼっちのラクレット
  エヴォレーヌ滞在中、ラクレットを食べる人々を目撃した。おばさん達が半月に切った大きなチーズを薪のオーブンにかざした後、トロトロの部分を削り取りお皿に取り分けているのをいいなぁと見ていたんだけど。夕食はホテルで頼んでしまったし、昼から食べる気にならなくて場所を移してチャレンジすることにしたんだ。んでもって決行場所は次の滞在地グリュイエール。いつもより少し早めの夕食を泊まったホテル「フルール・ド・リス」１階のレストランにて。。。１人で入って注文したら、電熱の溶かす器具と長方形にカットされたチーズ。蒸かした新じゃがにちいさなきゅうりのピクルスが出てきた。以上でワンセットと思われる。疲れていたので飲みものは紅茶にしておいた。（少し不本意）上からあてる熱のパワーで溶かし、上の溶けた部分から自分で削り取ってじゃがいもにのせる。この電熱の部分は上下にスライドするので、ゆっくり食べたいその日のmotoは上のほうに上げておいた。トロトロ→削ぎ削ぎ→じゃがいもに乗せ乗せ→パクパク＆ピクルスもぐもぐ。（以下何回も繰り返す）トロトロチーズ好きなんだ。もちろんじゃがいもも。あの微妙なじゃがいもを蒸かした塩味とチーズの塩味があいまって。。。サイコー！実はピクルスも好きなので、次々と頬張る。でも誰でも知ってるようにじゃがいもっていうのはすぐに満腹になるんだ。もっと食べたいんだぁ！というmotoの心とは裏腹に。あぁワイン頼めばもっと食べれたかも。←嘘だでも満腹感には勝てなく、夕食は終了してしまった。（涙）胃袋を大きくして再度チャレンジしようと今でも狙っている。
20Jul
- 定食は豪華だった
  山の上の村エヴォレーヌでの昼、motoは数少ない店の一軒に目を止めた。それはなんでかって言うとね、テラスに黒板が出ていたからなんだ。そこにはチョークでメニューらしきものが書いてあった。もちろん読めないのさ。でもその一番下にお皿に乗った食べ物の絵が書いてあったの。だから何ってわかったわけじゃないけど、レタスのような波打つ葉っぱと肉らしき絵を見たら、よし！食べてみるかと思ってしまったんだな（笑）しかもその絵から推察するにコレは定食だ。好き嫌いはないから何が出たっていいもん、お楽しみで注文しよ。「すみませ～ん！」まだ完全に太陽が射さないテラスに座り注文する。「あれ、定食だよね」＞とことん日本語だぞmoto黒板を指差すと通じるからあ～ら不思議、白ワインも忘れずに注文っと。ワインに続いて運ばれてきた大き目の皿にはごちそうが盛りだくさんだった。・ラムのコロコロステーキ　サイコロ状に切られて焼かれたラムは熱々、匂いも気にならない上にと～ってもやわらか。　味付けは塩胡椒で、肉の味がしっかりしている。・焼トマト　ナイフを入れると湯気がドバっと出てやけどにご注意状態なほど。　はうっ。。湯気がぁぁぁ。・焼栗　栗はホントに焼いてて、焦げ目も残っている。(皮はむいてあるよ)　かための栗だけどギュっと味は締まってた。・紫キャベツのピクルス　紫キャベツはザワークラウトかなと思ったけど、それ以上に酸っぱかったからきっと　ピクルスなんだろうという結論に達した。　酸っぱいもの好きだからとっても満足だった。・マスカット　デザートその１、生のフルーツ。　何も手を加えてないのはこれだけ、皮をむきむきして食べる。　ワインを残しておけば良かったとちょっと後悔する。。。・黄桃のコンポート黒すぐり添え　デザートその２、黄桃だけじゃなくて黒すぐり添えってところがミソ。　この彩りがまたいいんだ。メインからデザートまでバッチリついてるこのメニューにホクホク。しかも彩りが鮮やかで有り余る食欲が更にかきたてられる。食べてる間もまだまだかきたてられる。食べ終わると満腹感はかなりあるのにさっぱりとした後口。昼からいろんなものが少しずつ食べれて幸せいっぱい！お日さまは真上、ポカポカと全身に光を浴びて気持ちいい。さて、午後は昼寝でもするかな。
18Jul
- やめられないとまらない～♪黄色いソースの海老
  モントルーでの夕暮れ、ホテルの側で食事を済ませようとして見つけた一軒。なにやらはりきって手招きするシェフの店＞スイス・モントルーの「かも～ん！シェフが呼ぶ」を参照してね店の中には地元の人々、ちょっとやっていこうかっていう雰囲気。駅前でもないのに繁盛してるなこのビストロ。穏やかな笑顔のマダムがメニューを持ってやってくる。シェフが呼ぶくらいだからおいしいのかもしれない。毎日お肉ばかりを食べてるような気がしたので、今日は肉以外のものにしよう。友人の１人は魚がいいと言って頼んだ。メニューはフランス語なんだけど、マダムが英語で説明してくれる。おそらくそれはムニエルだろう。ムニエルかぁ。。。もっとさっぱりしたのがいいな。でも塩焼きなんてないよね。別の友人がなにやら頼んだ＞なに頼んだの？肉。。。じゃないのがいいんだけどな。魚料理って肉料理よりも外れたときが悲惨、と個人的に思ってるので真剣に選ぶ。今日はシンプルな気分なのだ。よしっ何が出てきても食べるぞっ！ていう気になれないのは疲れてるからかも。そーだっ！！シーフードにしよう。貝やいかならそんなに手を加えることもないだろう。さっぱりしてるのは海老だな、「シュリンプ」と言ってみる。昔チューリッヒでもシュリンプと頼んだことがある。あのときのカレー風味は美味しかった。同じスイスだもん、そんなに変な調理法ではないだろう。マダムがシュリンプはこれだとメニューを指差す。これってさっき友人が頼んだものでは？ホントは違うのを頼んで味見したかったけど、今日は身体がソレと訴えるので頼む。メインの他にスープもね。motoが頼んだのは　”Ｔｏｄａｙ’ｓ　ｓｏｕｐ”　オススメを味わってみるとも。ってな具合に私達が頼んでいる間にもお客はどんどん入ってくる。向かいの席には男女ペア＆大きな犬、連れて入ってもいいんだ。机の下で寝そべって大人しくしている。こんなにおいしそ～な匂いがしてるのにエライぞ。まずスープがやってきた。これは３人とも違うものを頼んだ。motoのはシンプルなコンソメだった、澄んだ綺麗なスープ。。。全然エグくなくてスルッと喉を通っていく、いい仕事してるね。３つとも味見して思ったこと、自分のが１番美味しい！＞みんなも認めたこれはかなりの店に当ったかもしれない。友人のメインがやってきた。大きな舌平目のムニエルにビックリ。もひとつビックリなのは骨が綺麗に取られていること。それなのに魚の姿を留めていることに更に驚く３名＞技あり１本！こんがりとキツネ色に焼かれた魚に大満足の彼女だった。次にmotoともうひとりの友人が頼んだ海老の出番。サイドテーブルに置かれるのは２つの銀の器。なにが出てくるのかドキドキするよぉ。取り出したるは大きめの皿２枚、銀の器から盛りつけられるのは注文通り海老だった。５～６匹の海老（頭＆殻付き）が皿の上に並べられていく。脇に盛られるのは久々に目にする真っ白なごはん！目の前に置かれた皿から漂ういい香り。。。殻付きなのは面倒臭いけど、食べるためなら努力は惜しまないよ。とにかく頭と殻を取って食べる準備を始める。殻をむいたときに指に付いた黄色のソースをペロリと舐めると。。。う～～～～ん、うまいっ！これは早く本体？を食べなきゃ！せっせと殻をむき終わり手を拭いてナイフとフォークを持つ。シャキーン！いっただっきま～す。お。。。おいしい。。。海老のプリプリはサイコーだぁ。しかもこのソースはどうよ？濃厚なのに決してくどい味じゃない。それがえびの味と強烈にマッチしている。これぞ相乗効果、いやそんな言葉では言い表せないね。横にあるごはんにもソースを絡めていただく。うますぎ。。。細長い外米なんだけど、このサラサラとした米粒がソースを見事に絡めとる。いかんいかん、食べてるのによだれが。。。ぺロリと食べ終えた皿をマダムが引き上げていった。あれ？？？またもやサイドテーブルの器を開けているぞ？と思ったら、空になった皿に盛りつけている。おかわり！（と言った訳ではないのに）再度置かれた最初と同量の食事に同じものを頼んだ友人が青ざめた。『さっきから、なんで片付けないのかなぁと思ったんだ』うん、友よあなたの言う通りだ。普通は盛りつけたら片付けるよね。つまりこれだけで１人前か、すごい量だな。彼女が青ざめたのもわかる。ごはんの量だってお茶碗にしたら一膳分はあるものね。motoはごはんにあまり執着しないパン党だから、普段ならこの状況はありがたくはないんだな。でも今日は違う、あの黄色いソースに魅せられてしまったんだ。目の前に置かれた２度目の皿を黙々と食べつづけるmotoを友人はボーゼンと眺めていた。だって美味しいんだもん！もちろん全部食べたよ、ごちそうさまぁ。
15Jul
- 焼きソーセージ＆ゼンメル
  確かベルンの街を歩いてたときだった。両脇が商店街のようになっているメインストリートをぶらぶらしていたら。。。近くから漂ってくるおいしそ～な香り。この匂いは紛れもなくソーセージ！しかも焼いてるヴァージョン！！＞喉ゴックン。。。どこ？どこどこ？？どこなのぉ？？？進んで行けば屋台のように店を開き、ジュ～ジュ～音を立てながら焼いてるではないのっ。今日は夕飯遅く予約したから食べよっと。「くっださっいな♪」なノリで頼むと、フランクフルト用サイズ（しかし棒は付いてない）がトレーに乗せられる。マスタードがついて、隣にはゼンメル（小さな丸いフランスパン）が乗っかって出来あがり。焼き立てのソーセジはアチアチのプリプリでおいし～～～～～～～～。（無限大）匂いに誘われて、仕事帰りの人達が次々と注文していく。このソーセージとゼンメルのセット、美味しいんだけどちょっと食べずらい。だってホットドックじゃないからゼンメルにソーセージを挟むわけにいかないし。。。切り目も入ってないし、第一挟むにはゼンメルじゃ小さすぎる。んで、ソーセージを食べるときはお皿ごとゼンメルを押さえるように手で挟むのだ。そうしないと立ち食いだから、ゼンメル落としちゃうもん。だからコレを食べるときは、両手が開いてることが条件。食べるのを持つ手とその他を掴んでおく手。それゆえに気づかなかったのかもしれないけど、なんか足らない気がしたんだ。そうっ！ビールよ。このお約束のお供に気づかなかったとは不覚。。。でも両手塞がってたんだから無理か。近くに売ってる気配もなかったしな。よしっ、今夜はビールを飲もう！
12Jul
- シュッシュなハム盛り合わせ
  スープとサンドウィッチを頼む友人（友人が頼んだスープを参照下さい）を尻目にハム＆チーズの盛合わせを頼み、それをつまみにワインをやろうと目論むmoto。（あは。。。）早く来い来い！ん～？意外と時間かかるんだな。ハム並べてチーズ切るだけではないのかなぁ？ワインはもうきてるんだけど。。。これは何杯も頼むようにする作戦なの？（汗）とにかく早くつまみが欲しいんだけど。厨房は見えないからどこまで進んでるのかは不明。早く、早く、は～や～く～。（motoは短気）シャ～シャシャシャ～。さっきから鳴り止まないこの音はなんだ？いつまで続くのかな。友人と３人で首を傾げることしばし、パンをスライスするかのような音が止まない店内。なんか不気味～。あ、終わった。音が止んでからしばし後、注文の品がやってきた。わ～い！スライスハム。。。これは！大きな皿一面にひろがる数々のハム達。その数たるや、５～６種類×各３＋チーズ２種！た、食べきれるか？コレ。はっ！！！ここでようやく気づく、さっきの音。あれってコレを切ってたのでは？そうだよね、だからあんなに時間がかかってたんだよ。この数切るには時間要るもん。ロースハムに生ハム、サラミにパストラミその他諸々の豪華版にうっとり＆じゅるっ。友人にも分け分けしていっただっきま～す！あぐあぐあぐ。。。うんま～いぃぃぃぃ。ギュッと噛み締めるほどの味わい、コク。外国でハムを食べると、肉から出来てるんだよねって実感する。日本のツルッとしたハムとは正反対。あぐあぐ。。。コクコク。。。噛み噛み。。。飲み飲み（果てしなく続く）適度な塩味とワインが最高に合うのだ！！是非とも行ったときには食べることをオススメするぞ。
07Jul
- 友人が頼んだスープ
  友人と３人で昼を食べた。真昼間からワインを飲み出すmotoと違って彼女達は健全だった。食事のお供に頼んだのはスープ。分けてもらえばいっか、と貪欲＆単純な自分。でもどんなスープなのかな、ヒトの注文にも興味津々なのだ。２人の友人は同じスープを頼んだけど、１人は卵入りもう１人は卵なしを注文していた。注文を受けたおばさんが、コーヒーメーカーの付近で作業を始める。大注目！！そんなに大きなレストランでもないし、昼だから作り置いてたのをカップに注ぐのだと考えた。しか～し。。。現実はもっと現実だった。カパンと缶のフタをあけ、カレースプーンでなにやら粉をすくっている。（フムフム。。。）次にエスプレッソマシーンの真ん中にカップを置くと、蒸気が辺りを覆う。（んにゃ？）２つのうちの１つに卵を落とす。（はにゃ？）こうしてスープはやってきた！そう、これぞ世に言うインスタントスープ。ボーゼンと見つめる３人の目はスープに集中していた。卵入りって。。。ただ単に生卵割り入れただけ。それはコンソメスープだった。お約束のように友人達は味見をさせてくれた。もちろんスープ自体は同じだけど、卵入りも卵なしもすすめてくれる優しい友人達だ。ジョワ～っと注がれたのを目撃した通り、アチアチのスープだった。しかも、おいしかった。おばちゃん、インスタントだってバカにしてゴメン。。。
06Jul
- チョコレートパフェに溺れる
  グリュイエールに行ったらぁ、チーズ以外にも乳製品はあるだろうからぁ、それを食べようね。うふふ～ん！アイスクリームに生クリームのトッピングが。。。ドリ～夢は果てしなく大きい。村に到着したのが１５：００頃、ナイスなタイミング！早速おやつの時間がやってきた。店に入ってメニューをひろげると、写真付きのデザート達が「注文してよ」とアピールを始める。バニラとストロベリーのアイスコンビの誘惑。。。（汗）でもね、ホイップクリームがのってるなら、断然チョコなんだな。チョコレートパフェを選べばバニラも食べれるし、ストロベリーはいいや諦めよ。言っておくけど、チョコパフェが１番大きそうで旗が２本も立ってたからって理由じゃ決してないんだ！意外と高いなと思いながら注文したチョコレートパフェは、思ったとおり大きかった。そして隣に置かれたものは？直径５～６ｃｍの木の桶、っていうのかな。中には白い物体。スプーンを入れるとドロリとしたクリームなことがわかる。えーと。。。どうやって食べるのかな？チョコパフェにはホイップクリームがのってるんだけどな。桶のほうのクリームをちょいとすくってから、アイスにつけて食べる。ん！このクリーム濃いぃ。でもくどくなくて、濃くてもさっぱりしてる。次はクリームにホイップクリームの組み合わせに挑戦。う　・　ま　――――――　い！！！日本でここまでおいしいクリームを食べたことがあったか？天下の中○乳業の生クリームのウン倍うまいねー。あぁ、来て良かった。幸せのmoto。（うるうる）乳製品ならスイス！スイスよ！！感動うるうるが終わる頃には、コレどうするのさと言っていた木の桶入りクリームはすっかりカラになっていた。はぁ、おいしかった。店から出てもmotoはご機嫌だった。あんな風にクリームを食べるなんて。。。まるでプレーンヨーグルトを食べるかのようにサラっといったよね。はっ。。。！！プレーンヨーグルトのような？さらっと？？。。。。。。。。。。。。。。。。。このときになって初めて、motoは体内に入った食べ物のカロリーに気づいたのだった。
04Jul
- 琥珀色（やや濁りめ）のアイスティー
  日本から出ると、水も買うよね。これが水分補給の大半を占めるのだけど、冷たい紅茶が飲みたいんだな。でも缶やペットボトルの紅茶はどれも甘くって。。。だからルツェルンのとある店でアイスティーを頼んだときも、実は期待してなかったんだ。目の前に置かれた背の高いグラスに入ったアイスティー。その汗のかいたグラスを見ただけで冷や冷やだとわかる。氷はなし、下に沈んでるのはレモンかな？ストローを入れてカランカラン、つい習慣でかき混ぜてしまう。底にいたレモンがゴロゴロと移動する。うーん、輪切りじゃないのって初めてだ。縦に４ツ切りってとこかな。ちゅるる。。。ほのかな甘さ、おいしー！レモンがかなりきいていて、すっきりとした後味。これはイケル！日本で飲むよりおいしい。なんで昨日もここで飲まなかったのか、後悔しきり。いや、大後悔中。今日でこの地を離れるのに。。。ふっ。。。いいこと思いついたぞ。日本に帰ってから同じように作ろう。（ナーイスアイディア！）スーパーに走り、極々一般的な紅茶の葉を買い、家で作ればいいのさ。しか～しそう上手くは行かなかった。同じようにレモンを奮発して作ったにもかかわらず、似ても似つかぬ味。いつも飲んでるお気に入りの茶葉に変えてみる。違～う！水？敗因はやっぱり水なの？そんなこと言ったって、水まで汲んでかえってこれないよぉぉぉぉぉ。（号泣）
01Jul
- ソフトすぎるソフトクリーム
  Ｓｏｆｔ　Ｉｃｅ　の表示を見つける。コレってソフトクリームのことだよね。うん、後ろにコーンが見える、あってるあってる。実はソフトクリーム、好きなんだ。食べるもんね、ハイ整列。手渡されたのは予想を大きく覆す物体。大きいし。（スゴイ量だＬサイズ頼んだっけ？）クルクルっと渦をまいてないし。（なんでぇ？）黄色い。（。。。。。）しかもとても柔らかいようで、風に当たるや溶けだしていく。大変だぁ！あせあせっと食べ始める。あ、ま～い。（当然だろ）味濃い～。（こりゃカスタードクリーム味だヨ）今までのソフトクリームからは考えられない味。でも甘さのある分、味がしっかりしているから途中でだれてやめ～たとはならない。それでも量は多かったようで、夕食の時間になってもお腹は少ししか空かなかった。あぁ、大問題発生。。。
28Jun
- 評判上々なひとくちお菓子
  思えばトルコ滞在中、お菓子を食べなかったなぁ。チャイに砂糖が入ってるから、甘いものをつまもうとは思わなかったのかも。パン屋さんのショーケースではビスケットのようなものを見かけたんだけど、ハワイ土産のマカデミアチョコのようにあちこちで見かけるお菓子はなかった。帰国の途に着く空港で、お世話になっている部署へのお菓子を慌てて探すmoto。空港だからお菓子くらいあるはずと探すと菓子折り発見！箱に写真が付いているので見てみると。。。四角い物体？キューブ状で白っぽい。もちろんその名は読めない（爆）求肥みたいにむにゅっとした感じの白い（ココナッツがまぶしてあるのかな）一口サイズのお菓子。いくつか種類があるので銘菓なんだろう。しかしコレ、美味しいのかぁ？不安になるけどトルコ土産なんだから、やはりそれらしいものを渡したい。他に目ぼしいものもないので思い切って購入。帰国後、社内便で送っておいた。しばらくして、その部署の方からお礼の電話が。『お土産ありがとう。すごく美味しかったとみんな喜んでるよ。』えっ？アレ美味しいんだ。。。いや、不味いと思って渡したわけじゃないけど味に自信がなかったというかムニャムニャ。しかし相手はお世辞を言っているわけではない模様。あの求肥もどきは美味しかったのか。新鮮な驚き。ちなみに自分用は買わなかったので未だ味はわからない。今回は「食べなかったもの」になっちゃったや（汗）
25Jun
- 君の名は。。。まるまろ？
  んーもうちょっと食べたいな。あと１品ってとこ。そんな気配を察したのか、店の人がやってくる。彼の口から出るのは　”まるまろ”　まるまろ、とは？魚？それとも肉？そしてそれはおいしいのか。素材も、ましてや調理方法すら想像もつかないそれ。「おいしいの？」と何度も尋ねる。おいしいと彼らは言うのだけど。。。motoの思いこみ会話、正しいのか？いつもなんのことなしに理解していると思う異国の言葉。しかも今度はトルコ語対日本語。不安がよぎる、が！好き嫌いなし。なんとかなるだろう。まるまろを食べることにする。料理を待っている間、従姉妹どのと名前以外不明な”まるまろ”という言葉がテーブル上に飛び交う（ちょっと空しい）ぐ。。。早く来て私をこの不安から解放してちょ。ドンと１枚の皿が机に置かれる。このてんこ盛りの物体がまるまろ？まるまろ、コレかっ。フォークを手に取りサクっと突き刺して口に運ぶ。これわっ？！　いかリング揚げだぁ！！顔を上げると店の人がおいしいだろって顔で見ている。「まるまろ、おいしいよ」と答えて２コ目へ。衣がサクッとしていて中はアツアツ、やわらかーいイカがふわっと甘い。まるまろ～おいしいよー。
22Jun
- いわしのオリーブ巻きは要追加
  いろんな魚がウィンドウにずらりと並ぶ。そろそろ夕食タイム。目の前に見せられればおのずと足が向かうもの。今日はここにしよう。席につくと大きなお盆を持ってやってくる。そこには数々の小皿が。。。『取りなさい』と言われて物色すると、いろんなものが盛っている。マリネ風のもの、たこ＆いか、ガイドブックで目にしたぶどうの葉で包んだもの。訳のわからない物体にもダイブだ！そして１番目を引いたオリーブを小魚で巻いたもの。オリーブ好きなんだ！これはガンガンいけるから２皿取っておこっと。（ノリノリ）『もっと取りなよ』と言われるものの、これって前菜でしょ？メイン食べられなくなるからいいや。ぶどうの葉で巻いたものは、良く見るから名物なんだろうけどグニャとやわらかくて。。。１皿しか取らなくて良かった。やっぱり１番好きなのを食～べよっと。爪楊枝に３つ綺麗に刺してある。オリーブの塩漬けにクルンと巻いてるのはいわし、マリネのような感じです。いわしはとっても小さいサイズ、シコイワシってやつかな。でもなんて細かい作業なの？小さいいわしをさばいて塩を振っておいてから酢で締める。うっ。。。そこまででも細かいのにオリーブに巻いて楊枝で刺すなんて。すばらしい、トルコっ！！！元々好きな物だし止まりませ～ん。従姉妹どのもマジで食べています。とてもさっぱりしていて、トルコのイメージ一新！目から鱗が、とはまさにこのこと。これをアテにすれば、何杯でも飲めるかも知れません。（旅先では程々にしましょう）翌日、この店の前を通りかかったとき、従姉妹どのが言いました。『あのオリーブのだけ食べたい』そんな説明する言葉が出来ないmotoは、ハイハイ自分で言ってねと通りすぎました。
19Jun
- その名はシミット
  街のあちこちにショウケースを出して売られているもの。よく見てみるとパンのような。。。小さいぼく、青年、おじさんと売り子の年は違えども売っているのはパン。どこで買っても値段は同じようだ。なら、このぼくから買ってみよう。１つね、と受け取ったパンは輪の形をしていた。上についているのはゴマ、つまりこれはゴマパン？ほんの心持ちべーグルのような生地、噛み締めるとじわじわときいてくるゴマ。パン党のmotoには堪えられません。あまりの気に入りっぷりに、帰国日の朝近くの店で５つ買いトランクに詰めて海を越え持ちかえったmotoでした。家で焼きなおして食べるシミットはトルコの匂いがしました。

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