んーもうちょっと食べたいな。あと1品ってとこ。
そんな気配を察したのか、店の人がやってくる。
彼の口から出るのは ”まるまろ” まるまろ、とは?
魚?それとも肉?そしてそれはおいしいのか。
素材も、ましてや調理方法すら想像もつかないそれ。
「おいしいの?」と何度も尋ねる。
おいしいと彼らは言うのだけど。。。

motoの思いこみ会話、正しいのか?
いつもなんのことなしに理解していると思う異国の言葉。
しかも今度はトルコ語対日本語。
不安がよぎる、が!好き嫌いなし。なんとかなるだろう。
まるまろを食べることにする。

料理を待っている間、従姉妹どのと名前以外不明な”まるまろ”という言葉がテーブル上に飛び交う(ちょっと空しい)
ぐ。。。早く来て私をこの不安から解放してちょ。
ドンと1枚の皿が机に置かれる。
このてんこ盛りの物体がまるまろ?
まるまろ、コレかっ。フォークを手に取りサクっと突き刺して口に運ぶ。

これわっ?! いかリング揚げだぁ!!
顔を上げると店の人がおいしいだろって顔で見ている。
「まるまろ、おいしいよ」と答えて2コ目へ。
衣がサクッとしていて中はアツアツ、やわらかーいイカがふわっと甘い。

まるまろ~おいしいよー。