予測情報

ここ最近、観られている各種データの兆候からのまとめをしてみます。

先日、関東、九州、沖縄にてスポラディックEが発生

ここで言うスポラディックEとは通称Eスポとも言われるが、ツィッターなどでは文字数の制限もある事から、私は更に略してEsと表記する事が多い。だいたい、今位の季節５月～９月に掛けて観られる現象です。季節的な太陽紫外線の影響で電離層E層の電子密度が濃くなる事で、通常は聞こえるはずもない局のFM波が局地的に聞こえてくる現象と言われています。昼間に出るEスポは、殆どが太陽紫外線の影響が強いと思っていいかもしれません。伸びる時は２０ＭＨｚまで伸びる事もあると言われています。

下の画像は、いずれも低高度の赤でノイズも観られます。関東は太陽紫外線の影響もありそうだが、九州、沖縄は時間帯的に太陽の影響は少ないと思われる。いずれも地震性の影響を含んでいると思われます。
　NICT電離層

行徳香取観測点

先月辺りから激しい前兆ノイズが出現しています。度々のリバウンドも観られるが、これだけ激しい前兆ノイズの兆候から、関東～東北沖に掛けて、巨大地震の前兆を捉えているものと思われる。

人工的なノイズを含んでいると言われる方もいますが、今年に入ってから、電源を商用電源から独立電源に変えた事で、人工ノイズはだいぶ軽減されているはずです。
http://pub.ne.jp/katorikanameishi/?monthly_id=201301

岐阜大学ラドンデータ

3.11を捉えていた、平成の湯ラドンのデータ、これまでに静穏期な状況が続いていました。今月に入ってから上昇し始めしたが、4月の半ばをピークの減少傾向に入っています。ラドンを含んでいる地下水が別な水脈に移動する事で、上昇よりも減少の方が地下に掛かる圧力は大きいとも言われています。

上が今日まで１ヶ月、下が1週間のラドンの動きになります。

HAARP

青線の下向きが地震波で、赤線、黒線が方向を示すものと言われています。太陽フレアが発生する事により、地球圏に向けてCME（太陽風）が到来し、影響によって赤道間電流が乱れる。南向きの磁場が強くなる事で磁気嵐が発生したりする。太陽風の影響は地電流に刺激を与え、地殻運動を活発化させるトリガー的な要素と私は観ていますが、HAARPに関しては賛否両論で地震に関係無いと言う人も多い。過去の国内外で起きた地震履歴を確かめてみると、大地震～巨大地震クラスが発生する１０日位前からだいたい８割型はHAARPが大きく変動している。私的には何かしらの作用はあるのではと思います。

逆ラジオ電磁波データ

東北周辺の、仙台、小牟田観測点が収束、結構の長期間に及び前兆が継続していた。最近になって東海大の長尾教授から、福島沖でアウターライズの可能性が指摘されました。仙台観測点が収束したのが4/1、その後に小牟田観測点もほぼ収束の範囲内に収まりつつある。それらの情報からも、福島沖～三陸沖に掛けてM8クラスのアウターライズ地震の可能性が高いと私は判断しています。

関東周辺の、五反田、市川、大宮、八王子と最大レベルの反応を示していた電磁波ノイズの収束傾向、特に五反田は長期的に続いていた。巨大地震クラスの反応を捉えているものと推測される。これらのノイズ全観測点収束後は房総沖、伊豆小笠原海溝沖でM9クラス、超巨大地震に厳重警戒と思われます。

山梨～静岡に掛けて、同じく最大レベルの反応が継続していた甲府観測点も4/1に収束、最近になって上野原や浜松で単発ノイズが観られます。ここ最近に起きている富士山周辺の異変、前の記事でも書きましたが、河口湖の水位の低下、富士山五合目の亀裂、浜松の茶畑で地滑り、富士山直下での深部低周波地震、他には鮎の大量死や浜名湖でアサリが消えるなどの宏観現象も起きています。偶然にもこのような事が起きていますが、私は偶然では有り得ない気もします。ＴＶなどの報道では上手く誤魔化しているようにも思えますが、周辺の地下で大きな動きが起きているものと観ています。

近畿～中国四国～九州に掛けて、各観測点でのノイズの収束傾向、高槻や広島でノイズの立ち上がりが観られます。関西方面は内陸部に中規模地震が発生しやすい傾向になっています。最近の予測として、串田氏から近畿圏内陸でM7.9±の巨大地震の可能性を指摘されていましたが、その前兆を捉えているものなのか、判別がしにくい状況です。西日本で空白域があるエリアは琵琶湖周辺の空白域と伊予灘空白域です。いずれもM7クラス以上の地震が発生する可能性が高いエリアでもあるので、今後も監視が必要と思われます。