多数決によって天才がつぶされる | 「魂が震える話」ブログ

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おはようございます。

けいです。

昨日は銀座にて「星野会」に参加させていただきました♪

笑いあり、学びありの大好きな会です(^^♪

刺激を受けて、自分も頑張ろうと思える仲間がいることに感謝です♪

さて、今日は「多数決によって天才がつぶされる」というお話です。

多数決は「天才を殺すナイフ」といわれてピンとくる方もいると思います。

以下のお話をどうぞ♪

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「より具体的に言うと、天才は『世界を良くするという意味で、創造的か』で評価をとる。

一方で、凡人は『その人や考えに、共感できるか』で評価をとる。

つまり、天才と凡人は『軸』が根本的に異なるんや」

「だから永遠に話しが合わない・・・と」

「んだべ」

「でも、そんなの悲しすぎます。きっと話し合えばわかるはずです」

「甘いわ~。話し合いですべて解決できるなら、なんで戦争はなくならへんねん。
なんで学校のいじめはなくならへんねん。

話し合えばすべて解決できるなんて大嘘や。ちゃうか?」

「うっ・・・」

「ほんで、本来であればこの『軸』に優劣はない。

だが、問題は『人数の差』や。

人間の数は、凡人>>>>>>>天才。

つまり、数百倍近い差がある。

だから、凡人がその気になれば、天才を殺すことはきわめて簡単や。

歴史上の人物で、最もわかりやすい例は、イエス・キリストやろな。ビジネスでも同じや」

「ビジネスでも同じ?」

「職場にもおらんか?あまりに才能豊かすぎて、逆に叩かれて潰される人が」

「たしかに。います」

「そうだべ。ビジネスの世界でもそう。

AirbndやUber、iMac。なんでもそうや、革新的なサービスが一番最初に生まれたときは、常に『凡人によって殺されそう』になることがほとんどや。

当たり前やな、凡人は成果を出す前の天才を理解できないから」

「でも、そんな簡単に天才が死ぬイメージってないんですが・・・」

「ちゃう。凡人には武器がある。

天才を殺すことができるナイフを持っている。

そのナイフの名は『多数決』なんや」

「多数決?」

「んだ。多数決こそ、天才を殺すナイフとなる」

(「天才を殺す凡人」北野唯我 著 / 日本経済新聞出版社より)

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そもそも、「天才」と「秀才」と「凡人」は、軸が違うようです。

天才は「創造性」という軸で物事を判断する。

(独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人)

秀才は「再現性」という軸で物事を判断する。

(論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人)

凡人は「共感性」という軸で物事を判断する。

(感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人)

そして、人には「天才」と「秀才」と「凡人」それぞれが備わっているそうで、その割合によって仕事や人間関係での向き不向きがあるように思います。

誰にでも、天才の部分はあるし、秀才の部分や凡人の部分があって、組織においては色んな人たちが集まっているので、如何にして適した役割を担っていくのかが大事なのでしょう。

「みんな違って、みんないい」

自分と合わないものを排除するのではなく、どうしたら生かせるのかという考えでいきたいですね♪