そういう人がいるおかげで | 「魂が震える話」ブログ

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今日は、「恩」のお話です。


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私の母は義理堅い人で、何かを頂戴した時には、すぐに礼状を書き、それ相応のお返しをして義理を果たしていました。


その同じ母が、恩返しの行為をすることの大切さとともに教えたのは、今日の自分があるのは、「恩人たちのおかげ」ということだったのです。


このことを忘れずに生きていれば、いつも心に感謝の念があるわけだし、人は、そうやって幸せになるのだということでした。


母はまた、何かを恵んでくださった人、助けてくださった人だけが恩人なのではなくて、私たちを苦しめた人、私たちに嫌な思いをさせた人々もまた、長い目で見れば恩人なのだということを教えてくれました。


「そういう人がいるおかげで、私たちは成長出来るのだからね」


そういう母の言葉には、経験した人のみがもつ重みがありました。


「我以外、皆師なり」という言葉があります。


これは、自分以外のものすべてから、私たちは何かを習うことが出来るということ、したがって、いつも謙虚に「恩を受けている」という思いを抱いて生きるということです。


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忘れかけていた大切なこと

渡辺 和子 著

PHP文庫より


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義理は返せるけど、恩は返しきれないものです。


西田文郎先生から教えていただいた「不幸の三定義」というものがあります。


一、決して素直に「ありがとう」といわない人


二、「ありがとう」といっても、恩返しをしない人


三、「ありがとう」と唱えただけで恩返しはできたと思っている人


この三つが人生を不幸にしていく。


古代ローマの哲学者“セネカ”はこう言いました。


「恩恵を施した者は黙っているのがよい。恩恵を受けた者は語るのがよい」


そして、見返りを求めずに与えることの最大の見返りは、何といっても「幸福感」でしょう。


してもらった多くのことに気づき、恩を感じ、返していく事と、


自分も多くのことを与え続けること。


この二つがしっかり出来れば、「成功」と「幸せ」すなわち「成幸」を手にすることが出来る事と思います♪


「嫌だな」と思う人にも「おかげさまで成長出来ます」と、恩を感じることが出来たなら、かなりの上級者ですね(^^♪