1時間の中に永遠がある | 「魂が震える話」ブログ

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「集中することの大切さ」を教えてくれるお話です。


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人と会っている時も、勉強の時と同じくらい集中してほしい。


勉強の時は、読んでいるものに注意を払い、その内容に思いを馳せる。


人と会っている時は、見るもの聞くものすべてに注意を傾ける。


それが大切だ。


その辺の愚かな人々がよく言うように、自分の目の前で言われたこと、起こったことを「別のことを考えていて気がつきませんでした・・・」などと、けっして言ってはならない。


なぜ別のことを考えていたのだ?


別のことを考えるくらいなら、なぜ来たのだ?


来る必要などなかったではないか。


結局、この人たちは「別のこと」など考えていなかったのだ。


頭が空っぽだっただけなのだ。


こういう人は、遊びにも集中しなければ、仕事にも集中しない。


気が散って仕事ができないのなら遊べばよさそうなものだが、それができない。


こういう人は、遊び仲間と一緒にいれば、自分も遊んでいると錯覚し、仕上げなければならない仕事が存在すれば、それだけで自分は仕事をしていると勘違いしているのだ。


何事も、やるからには一所懸命やらなくてはいけない。


中途半端にするくらいなら、しないほうがずっといい。


大切なのは、自分のしていることに集中することだ。


物事は、する価値があるか、ないかのどちらかだ。


中間はない。


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わが息子よ、君はどう生きるか

フィリップ・チェスターフィールド 著

竹内 均 訳・解説

三笠書房より


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詩人のウィリアム・ブレイクは、こう表現しました。


「1粒の砂の中に全世界を見る。


1輪の野の花の中に天国を見る。


自分の手の中に無限を握る。


1時間の中に永遠がある」


「決断力の磨き方」(池田貴将 著 学研パブリッシング)という本に、響く一文がありましたのでご紹介して終わります。


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「明日からやろう」と7回言えば、1週間が過ぎる。


「来週からやろう」と4回言えば、1ヶ月が過ぎる。


なぜ「今日」ないし「今週」やれるはずのことをしないのだろう。


今日、何もしなければ、明日は今と同じところから始めなければならない。


今日一つすれば、明日は一つ進んだところから始めることができる。


世界中の人に共通する法則だ。


動かなければ、何も始まらない。


夢も希望も理想も、現実へ変換させる第一歩は動くことだ。


多くの人が、その一歩を先延ばしてしまう。


「もうこんな時間か。明日からがんばろう」


「もう今月も半分が過ぎた。来月からがんばろう」


こうして区切りのよいところを求めすぎてしまうと、時間ばかりが無駄に過ぎていく。


今日がたとえ2時間しか残っていなくても、その2時間を集中することは、明日につながる。


今月が半分過ぎていたとしても、残りの半分を全力になることは、来月につながる。


今を有意義にできない人が、どうして明日から有意義になれるのだろう。


今、あなたが動くと決めることが大事なのだ。


「これまで」ではなく、「これから」どこへ向かいたいかが問題なのだ。