早く寝ようと思っていたのに、
つい、見てしまった、風の谷のナウシカ。
ナウシカが、
憎しみに負けてしまう自分が怖い
ってところが、とてもよい。
どんなに美しい心を持っていても、
自分の中に暴力が潜んでいることを
戒めてくれる。
また、毒の森や虫たちが森を再生させていて、
世界をおかしくしたのは人間の放漫さだということも。
これがずっと昔につくられたのに、
まったく色褪せないことも。
こんなにまでも深い内容を
エンターテイメントという形にして、
幅広い人たちの心を震わすことがてきる力。
何度見ても泣いてしまう。
すごいなぁ…ほんとに。
とにかく寝よう。
年の瀬って、いつも心がぎゅってなる。
もう二度と戻れない時を
はっきりと感じるからかもしれない。
それに、この季節は去っていく人もいる。
置いてかれるような寂しさと焦りと。
それでも、
雨雲の隙間から、青空がのぞくと
まだ何かできるんじゃないかって
気がするんだ。
