映画「大奥~永遠~」の試写を観てきました | 作家 坂井あおのブログ

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小説・シナリオ(ドラマ、映画、CM)・写真詩集作家、坂井あおの日々浮かんでは記憶の海に消えゆく思いを気ままに綴るブログです。

プレス用パンフなのに、クオリティが半端ない。
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予想外な展開でした!

そう来るとは!?



ドラマも観ているので、リンクしていて、ドラマの方も気になってきた。

でも、ドラマ観てなくても、ちゃんと一つの作品として観れますよ。



ドラマのリンクもそうですが、歴史の出来事にもリンクさせたり、

そういう部分も面白かったです。



もうちょっとふたりのプラトニックな愛とか見たかった気もするけど。


それにしても、人間の運命って、なんかすごいなあ。

生まれた時代や、生まれた家、どんな姿か、体は丈夫かなど、

いろんなことで、人生は流されていく。


そんな中で、自分であろうともがく人間。


だけど、どこまでが自分らしさで、どこまでが運命なのか・・・。



自分も、今、この時代に、この日本に生まれたことを考えたりします。

親とか、出会えた友人とか、ほんの少し、何かが違っているだけで、

まったく変わっていたかもしれないんですものね。



それが、もっと前の時代や、もっと先の時代だったら、

今のそれとは相当違っていただろう。




今という時代が恵まれているように思えても、未来の人からみたら不便そうって感じるのかもしれないし、

過去を振り返って、あのころはよかったなんて言っているひともいる。




運命っていうのは、あるんでしょうかね。

自由意思っていうのはあるんでしょうかね。

あ、自由意思っていうのは、村上春樹さんの言葉だったかな。



人生は本当に自分で選び取っているのか?

何か大きな流れに選ばされているとしても、不思議はない。



人間の体の中のいろんな成分が、人間の生命を維持するために

増えたり、減ったりしているように、


この宇宙のバランスを維持するための、成分のひとつでしかないのかもしれない。

この自分も。



話が飛躍しすぎました。

すいません。





映画「大奥~永遠~」は、そういったある時代の人間たちの、もしかしたら本当にそんな思いをしていたかもしれない、人間の視点がいくつもありました。


あと、単純にお城とか着物とか、綺麗だったな。





12月22日から公開だそうです。

12月15日公開の映画「妖怪人間ベム」の後に見に行ってもよいかもしれないですよ。

↑なんてちょっとベムの宣伝もしつつ・・・。




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